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2. XFree86 3.1.1 で何が新しくなったか?

次の項目を 1994 年 10 月にリリースした XFree86 3.1 に追加しました。:

  1. 現在、XFree86 は X コンソーシアムの最新の公式パッチデータ(fix-11 まであります)を含んでいます。 X コンソーシアムの fix-11 を理解すべ く XFree86 プロジェクト社は X コンソーシアム と作業をしています。
  2. Mach64 ビデオボードに対応した新しいアクセラレータサーバー
  3. S3 Trio32 と Trio64 チップセットをサポートしました。
  4. S3 サーバーで Chrontel 8391 クロックチップをサポートしました。
  5. SPEA Mercury P64 と MIRO Crystal 40SV をサポートしました。
  6. 殆どのアクセラレータサーバーでのバグ修正と性能向上を図りました。
  7. 二重スキャン(`double scan') ビデオモードを(殆どのサーバーで)サポート しました。
  8. SVGA サーバー対応の新しいチップセットをサポートしました。新しいチッ プセットは Avance Logic 2228/2301, Chips & Technology 655xx, Cirrus Logic 6440, と Oak OTI-087です。 アクセラレータサーバーは OTI-087 を 含みました。
  9. FreeBSD 2.0 に対応しました。
  10. OS/2 に限定対応しました(現状ではクライアントだけですが、開発中で す)。
  11. BSD/386 で実行するときは長さによる窓でアクセス(Linear aperture access)します。
  12. より多くの S3 ビデオボードに 16bpp と 32bpp 対応しました。詳しくは README.S3 を参照して下さい。
  13. ISC の SVR3 をサポートしました(3.x と 4.x でしかテストしてません)。
  14. XF86Config を作成するユーティリティ `xf86config' が賢くなって、ビデ オカードのデータベースを使うようになりました。
  15. X サーバーの LinkKit が LBX をサポートするように更新しました。
  16. 浮動小数点演算装置が無いマシンで遅かった X サーバーの起動時間を短縮 しました。
更に、全ての詳細については、ソース配付物にある CHANGELOG ファイルを参照し て下さい。


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