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ユーザーは XFree86 サーバーを自分のビデオに合わせてハードウェアを使いこな すように構成出来ます。この手引き書は自分自身のビデオカードとモニタの最適な 時間調節の数値を、如何に生成するか勉強する助けになるでしょう。
ここではまず XFree86 サーバーを何とか動かすための方法を提示し、それをベー スに実験をしながらいろいろと設定を変更して自分の好みに合わせるためのやり方 を説明します。
ほとんど動作しているモードを持っている場合は(特に、前もって設定している VESA モードは左右に片寄ったり、小さすぎたり、大きすぎたりするでしょうが、 安定しているでしょう)、さっそく問題修正の節から始めてください。この節は調 整数値をちょうど良い数値に近づける方法を教えてくれるでしょう。
XFree86 はホットキーで XF86Config ファイル に定義されている異なるモード間 を移動できます(詳細については XF86Config.man を参照してください)。これは とても便利な機能です。新しいモードを試してみたくなったら、新しいモードを重 複しないモードラベルを付けてホットキーリストの end に追加してください。新 しいモードが動かなかったときの保険に、既に動いているモードは標準値として残 しておいてください。「二つの例題」章の最後の Xconfig 節を読めば、すみやか に問題を解決するためにはどのように実験を記録すればよいか、参考になるでしょ う。
最初に lib/X11/doc
にある Monitors
ファイルを確認して自分の
モニターがデータベースの中にあれば、多分この文書の残りの部分は飛ばして構い
ません!データベースに自分のカードが使用するモードが無かった場合、いくつか
の時間調節の数値を測定する必要がありますが、簡単な作業です。