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6. 種々の注意事項

殆どのコントローラで 80MHz 以上のドットクロックを使うには VGA Wonder コントローラがピクセル多重を行うようにしなければ出来ません。

8bpp 色以上の深さをサポートするには現状の RAMDAC の使い方を止めて、バンク化 したフレームバッファプログラムが 8bpp 以上をサポートしなければいけません。

V3, V4 と V5 アダプタのビデオメモリのバンク化は 16 色と白黒サーバで動作 しません。

V3, V4 と V5 アダプタのモード間の切り替えによってビデオメモリの堕落が未だ 起きます。

この堕落現象はテキストモードに戻ったときの欠けたフォントとグラフィック モードに最初に入ったときの様々な反応(雪が降ったり、短い線が出たり等) として現われます。 最初の問題の場合は、対策は他の方法でテキストフォントを回復することです。 Linux では kbd または svgalib パッケージと一緒に解決しました。 二番目の問題の場合は、一般に xrefresh が画像をきれいにするでしょう。

1024 ピクセルより広い仮想画面の横幅を 28800-x アダプタ上の白黒サーバ ではインターレースモードは動作しません。

264xT アダプタ上ではいくつかの(特に低解像度) インターレースモードは 動作しません。

1M バイト以上のビデオメモリを使用した仮想解像度は未だ完璧ではありませ んが、ほかの Mach64 アダプタではそうではないということです。

264xT アダプタで 135MHz より高いクロックが使えるか否かについて いくつか議論があります。 現在では、標準で 135MHz が上限でしょう。 この上限は XF86Config に DACSpeed オプションを付けることにより(ドライバ が計算出来る絶対的な最大値以上) 増加させることだけが出来ます。 これはテストしていないこととアダプタに損傷を与えるかもしれないことを 意識してください。

将来の開発計画は上記の問題に向けることとアクセラレータ機能を使うこと です。

バグレポートやコメントなどを Marc Aurele La France, <tsi@ualberta.ca>まで電子メールを下さい。

$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/ati.sgml,v 3.12 1996/05/10 06:58:31 dawes Exp $
$XConsortium: ati.sgml /main/3 1995/11/12 20:00:33 kaleb $

このファイルは xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/ati.sgml,v 3.12 1996/05/10 06:58:31 を、岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto ) が XFree86 3.2 を 日本でインストールする人向けに和訳したものです。ここがおかしいとか、 ここはこうしたほうがいいといったご意見がありましたら、電子メールで お知らせ下さい。 原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあります。この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と岡本 一幸にありますが、この和訳の不具合は私 に、電子メールで送って下さい。

注: 岡本さんは現在電子メールで連絡が付かない状態なので、連絡は X Japanese Documentation Project (xjman-ml@dsl.gr.jp) 宛にお願いします。

$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/Japanese/ati.sgml,v 3.13 1996/12/03 23:48:24 dawes Exp $

[EOF]


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