BDFTOPCF
Section: User Commands (1)
Updated: Release 6.3
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名前
bdftopcf - X のフォントを BDF形式(Bitmap Distribution Format)から PCF形式(Portable Compiled Format)に変換する。
書式
bdftopcf
[
-pn
] [
-un
] [
-m
] [
-l
] [
-M
] [
-L
] [
-t
] [
-i
] [
-o
outputfile
] fontfile.bdf
説明
Bdftopcf
は、X サーバとフォントサーバ用のフォントコンパイラである。
PCF 形式のフォントは、特定のアーキテクチャで再フォーマットせずに直接読
み込めるように構成されたファイルであるが、どんなアーキテクチャでも読む
ことが可能である。これにより、マシンによっては高速に読むことができるし、
そうでないマシンでも(遅くはなるものの)読むことができる。
オプション
- -pn
-
フォントグリフのパディングをセットする。フォントの各グリフのスキャンラ
インには n バイトの倍数となるようにパディングが入れられる。
n は 1, 2, 4, 8 のいずれかである。
- -un
-
フォントのスキャンライン単位をセットする。フォントのビット順とバイト順
が異なる場合、交換するデータ単位(バイト単位)はスキャンライン単位
n を使って指定する。単位 n は 1, 2, 4 バイトのいずれかであ
る。
- -m
-
フォントのビット順を MSB(最上位ビット)先頭にセットする。各グリフに対す
るビット値はこの順で配置される。つまり、スクリーン上で最も左にあるビッ
トは各単位の最も上位のビットとなる。
- -l
-
フォントのビット順をLSB(最下位ビット)先頭にセットする。スクリーン上で
最も左にあるビットは各単位の最も下位のビットとなる。
- -M
-
フォントのバイト順をMSB先頭にセットする。ファイル中の複数バイトのデー
タ(寸法やビットマップ等)は、最上位バイトが最初に書かれている。
- -L
-
フォントのバイト順をLSB先頭にセットする。ファイル中の複数バイトのデー
タ(寸法やビットマップ等)は、最下位バイトが最初に書かれている。
- -t
-
このオプションが指定されると、
bdftopcf
は可能であればフォントを「terminal(端末の)」フォントに変換する。
terminal フォントのグリフイメージは、それぞれがパディングされて同じサ
イズにされている。そのため、X サーバは通常このタイプのフォントをより速
く描画することができる。
- -i
-
このオプションを指定すると、通常のインク寸法の計算は行われない。フォン
トのグリフイメージがビットマップイメージ全体を満たさない(つまり「on」
のピクセルは寸法幅の端まで届かない)場合、
bdftopcf
は実際のインク寸法を計算し、これを PCF ファイルに格納する。-t オプショ
ンを指定した場合は、この動作は行われない。
- -o output-file-name
-
デフォルトでは、
bdftopcf
は PCF ファイルを標準出力に書き出す。このオプションは、その代わりに使
うファイルの名前を指定する。
関連項目
X(1)
著者
Keith Packard, MIT X Consortium
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- 書式
-
- 説明
-
- オプション
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- 関連項目
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- 著者
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Time: 15:56:41 GMT, February 12, 2001