RESIZE

Section: User Commands (1)
Updated: Release 6.3
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名前

resize - TERMCAPと端末の設定に現在のウィンドウの大きさを設定する  

書式

resize [ -u | -c ] [ -s [ row col ] ]  

説明

resize は、コマンドが実行されたウィンドウの現在のサイズの値を環境変数 TERMや TERMCAP に設定する、シェルのコマンドを出力する。resize の出力を 有効にするにはコマンド行から評価させるか(通常はシェルのエイリアス かシェル関数で行う)、またはファイルにリダイレクトした後にそれを読み込 ませる必要がある。Cシェル (/bin/csh)の場合は、次の記述をユーザの .cshrc ファイルに記述しておくとよいだろう。

        %  alias rs 'set noglob; eval `resize`'

そして、ウィンドウの大きさを起動した後に

        %  rs
とタイプするとよい。

コマンド機能を持たないバージョンの Bourne シェル(/bin/sh)を使っ ている場合には、次に示すように、一度テンポラリファイルに結果を出力した 後にドットコマンド ``.'' でそれを読み戻すとよい。

        $  resize > /tmp/out
        $  . /tmp/out
 

オプション

resize では以下に示すオプションを扱うことができる:
-u
ユーザが現在使っているシェルが /bin/sh でない場合でも、Bourneシェ ル用のコマンドを生成するように指示する。
-c
ユーザが現在使っているシェルが /bin/csh でない場合でも、Cシェル 用のコマンドを生成するように指示する。
-s [rows columns]
このオプションは、VT100 スタイルの xterm エスケープコードの代わ りに Sunの コンソールのエスケープシーケンスを使うよう指示する。 rowscolumns が与えられた場合、resizexterm に大きさを変更するように要求する。ただし、ウィンドウマネー ジャがそれを拒否することもある。

XFree86 の xtermdtterm は Sun のコンソールのエスケープ シーケンスを認識できる点に注意すること。 resize コマンドは sunsize としてインストールされることがあ る。これは -s を指定したものとして扱われる。

引き数 rowscolumnsは、最後の引き数として指定しなければなら ない。このオプションは通常 -s オプションと対応するが、引き数の展 開は別々に行われる。

 

ファイル

/etc/termcap
変更可能な基本の termcap エントリを記述するファイル。
~/.cshrc
コマンドに対するユーザのエイリアスを記述する。
 

関連項目

csh(1), tset(1), xterm(1)  

著者

Mark Vandevoorde (MIT-Athena), Edward Moy (Berkeley)
Copyright (c) 1984, 1985 by X Consortium
完全な著作権表示については X(1) を参照すること。


 

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Time: 15:56:43 GMT, February 12, 2001