Status XCloseOM(om)
XOM om;
char * XSetOMValues(om, ...)
XOM om;
char * XGetOMValues(om, ...)
XOM om;
Display * XDisplayOfOM(om)
XOM om;
char * XLocaleOfOM(om)
XOM om;
この呼び出しが送られる特定の出力メソッドは、現在のロケールとモディファ イアを基に識別される。 XOpenOM は現在のロケールに一致するデフォルトの出力メソッドを識別する。 このデフォルトは出力メソッドモディファイアを設定する関数 XSetLocaleModifiers を用いて変更することができる。
引き数 db は、出力メソッドのプライベートなリソースを調べるため、出力メソッ ドが使用するリソースデータベースである。 このデータベースを用いる意図は、出力コンテクストから OC 値に設定できる 値を検索することにあるのではない。 引き数 db が NULL の場合、出力メソッドにはデータベースは渡されない。
res_name と res_class はアプリケーションのリソース名とクラス名を指定す る。 これらは出力メソッドに対して生成される全ての出力コンテクストに共通のリ ソースを調べる際に、出力メソッドがプレフィックスとして利用するものであ る。 リソース名とクラス名とに使用する文字は X ポータブル文字集合に含まれる ものでなければならない。 引き数 res_name か res_class が NULL の場合、調べられるリソースは完全に は指定できない。
引き数 res_name と res_class は XOpenOM の呼び出しの後には存在するとは想定できない。 指定したリソースデータベースは出力メソッドが存在する間は存在するものと 想定できる。
XOpenOM は出力メソッドを開くことができなかった場合、NULL を返す。
関数 XCloseOM は指定した出力メソッドを閉じる。
関数 XSetOMValues は指定した出力メソッドのプロパティやフィーチャを設定するために可変引き数 リストプログラミングインタフェースを提供する。 この関数は成功の場合には NULL を返す。 そうでない場合には、取得に失敗した最初の引き数の名前を返す。
現在のところ、Xlib では標準の引き数は定義されていない。
関数 XGetOMValues は指定した出力メソッドのプロパティやフィーチャを問い合わせるために可変 引き数リストプログラミングインタフェースを提供する。 この関数は成功の場合には NULL を返す。 そうでない場合には、取得に失敗した取得に失敗した最初の引き数の名前を返す。
関数 XDisplayOfOM は、指定した出力メソッドに関連付けられたディスプレイを返す。
XLocaleOfOM は、指定した出力メソッドに関連付けられたロケールを返す。