XQueryBestSize
Section: XLIB FUNCTIONS (3X11)
Updated: Release 6.3
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xjman/web INDEX
名前
XQueryBestSize, XQueryBestTile, XQueryBestStipple - 有効なサイズの決定
書式
Status XQueryBestSize(display, class, which_screen, width, height, width_return, height_return)
Display *display;
int class;
Drawable which_screen;
unsigned int width, height;
unsigned int *width_return, *height_return;
Status XQueryBestTile(display, which_screen, width, height, width_return, height_return)
Display *display;
Drawable which_screen;
unsigned int width, height;
unsigned int *width_return, *height_return;
Status XQueryBestStipple(display, which_screen, width, height, width_return, height_return)
Display *display;
Drawable which_screen;
unsigned int width, height;
unsigned int *width_return, *height_return;
引き数
- class
-
問い合わせる対象のクラスを指定。
TileShape,
CursorShape,
StippleShape
のいずれかを指定する。
- display
-
X サーバへの接続を指定。
- width
-
- height
-
幅と高さを指定。
- which_screen
-
スクリーン上の任意のドロウアブル(drawable)を指定。
- width_return
-
- height_return
-
オブジェクトの幅と高さが返される。これはディスプレイのハードウェアのサ
ポートが最も有効となる値である。
説明
関数
XQueryBestSize
は指定したサイズに対して、最善かまたはそれにできるだけ近いサイズを返す。
CursorShape
に対しては、このサイズは which_screen で指定したスクリーン上で全体を表
示できる最大のサイズである。
TileShape
に対しては、これは最も速くタイリングできるサイズである。
StippleShape
に対しては、これは最も速くスティプルを適用できるサイズである。
CursorShape
の場合は、対象とするスクリーンをドロウアブルで指定する。
TileShape
と
StippleShape
の場合は、ドロウアブルを使ってスクリーンを指示する。これで同時にウィン
ドウクラスと深さを指示することもできる。
TileShape
と
StippleShape
に対し、
InputOnly
のウィンドウをドロウアブルとして用いることはできない。
これを用いた場合には、エラー
BadMatch
となる。
XQueryBestSize
はエラー
BadDrawable,
BadMatch,
BadValue
を起こすことがある。
XQueryBestTile
は which_screen として指定したスクリーン上で最善かそれにできるだけ近
いサイズ(つまり最も速くタイリングできるサイズ)を返す。
ドロウアブルを使ってスクリーンを指示する。これで同時にウィンドウクラス
と深さを示すこともできる。
InputOnly
のウィンドウをドロウアブルとして指定した場合は、エラー
BadMatch
となる。
XQueryBestTile
はエラー
BadDrawable
と
BadMatch
を起こすことがある。
関数
XQueryBestStipple
は、 which_screen として指定したスクリーン上で最善のサイズか、それに
できるだけ近いサイズ、つまり最も速くスティプルできるサイズを返す。
ドロウアブルを使ってスクリーンを指示する。これで同時にウィンドウクラス
と深さを示すこともできる。
InputOnly
のウィンドウをドロウアブルとして指定した場合は、エラー
BadMatch
となる。
XQueryBestStipple
はエラー
BadDrawable
か
BadMatch
を起こすことがある。
返り値
-
BadMatch
-
InputOnly
のウィンドウがドロウアブルとして使用された。
-
BadDrawable
-
引き数 Drawable の値が、定義されている Window や Pixmap を指していない。
-
BadMatch
-
InputOnly
のウィンドウに対する値が存在しない。
-
BadValue
-
指定された数値に、リクエストの許容範囲を越えているものがある。引き数に対
して特定の範囲が指定されていなければ、引き数の型で定義されている全ての範
囲が許される。選択肢として定義されている引き数はこのエラーを起こすことが
ある。
関連項目
XCreateGC(3X11),
XSetArcMode(3X11),
XSetClipOrigin(3X11),
XSetFillStyle(3X11),
XSetFont(3X11),
XSetLineAttributes(3X11),
XSetState(3X11),
XSetTile(3X11)
Xlib - C Language X Interface
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 関連項目
-
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Time: 15:55:54 GMT, February 12, 2001