XSetICValues
Section: XLIB FUNCTIONS (3X11)
Updated: Release 6.3
Index
xjman/web INDEX
名前
XSetICValues, XGetICValues - XIC 値の設定、取得
書式
char * XSetICValues(ic, ...)
XIC ic;
char * XGetICValues(ic, ...)
XIC ic;
引き数
- ic
-
入力コンテクストを指定。
- ...
-
XIC 値を設定あるいは取得するための可変長引き数リストを指定。
説明
関数
XSetICValues
はエラーが発生しなければ NULL を返す。
それ以外の場合には、セットできなかった最初の引き数の名前を返す。
以下の原因の場合は引き数はセットされないことがある。
- *
-
引き数が読み取り専用である(例えば
XNFilterEvents
)。
- *
-
引き数の名前が認識できない。
- *
-
実装依存のエラーが発生した。
セットされる値は正しいデータで、引き数の意味によって決まるデータ型と適合
していなければならない。
XSetICValues
は、エラー
BadAtom,
BadColor,
BadCursor,
BadPixmap,
BadWindow
を起こすことがある。
関数
XGetICValues
はエラーが発生しなければ NULL を返す。そうでない場合には、得ることがで
きなかった最初の引き数の名前を返す。
引き数が得られない原因を以下に挙げる。
- *
-
引き数の名前が認識できない。
- *
-
入力メソッドが実装依存のエラーに出会った。
各IC属性値の引き数(名前の次)は、ICの値が保存される場所を指していなければ
ならない。
つまり、IC値の型がTならば、引き数の型は T* でなければならない。
もしT自体がポインタ型であれば、
XGetICValues
は実際のデータを格納するメモリを割り当て、そのポインタを返す。
XFree
を用いて、このデータを解放するのはクライアントの責任である。
この規則の例外は(前編集とステータスの属性に対する)
XVaNestedList
型のIC値である。
この場合、引き数は
XVaNestedList
型でなければならない。
そして、T を T* に変える規則と割り当てた領域を解放する規則は、入れ
子リストの各要素に対して適用される。
返り値
-
BadAtom
-
Atom 引き数に対する値が、定義済みの Atom を示していない。
-
BadColor
-
Colormap 引き数に対する値が、定義済みの Colormap を示していない。
-
BadCursor
-
Cursor 引き数に対する値が、定義済みの Cursor を示していない。
-
BadPixmap
-
Pixmap 引き数に対する値が、定義済みの Pixmap を示していない。
-
BadWindow
-
Window 引き数に対する値が、定義済みの Window を示していない。
関連項目
XCreateIC(3X11),
XOpenIM(3X11),
XSetICFocus(3X11),
XmbResetIC(3X11)
Xlib - C Language X Interface
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 関連項目
-
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Time: 15:56:00 GMT, February 12, 2001