XWarpPointer
Section: XLIB FUNCTIONS (3X11)
Updated: Release 6.3
Index
xjman/web INDEX
名前
XWarpPointer - ポインタの移動
書式
XWarpPointer(display, src_w, dest_w, src_x, src_y, src_width, src_height, dest_x,
dest_y)
Display *display;
Window src_w, dest_w;
int src_x, src_y;
unsigned int src_width, src_height;
int dest_x, dest_y;
引き数
- dest_w
-
移動先のウィンドウか
None
を指定する。
- dest_x
-
- dest_y
-
移動先ウィンドウ内での x, y 座標を指定する。
- display
-
X サーバへの接続を指定する。
- src_x
-
- src_y
-
- src_width
-
- src_height
-
移動元のウィンドウ内部の長方形を指定する。
- src_w
-
移動元のウィンドウあるいは
None
を指定する。
説明
引き数 dest_w が
None
の場合、
XWarpPointer
はポインタを現在の位置から相対的にオフセット(dest_x, dest_y)だけ移動さ
せる。
dest_w がウィンドウの場合、
XWarpPointer
は dest_w の原点からオフセット(dest_x, dest_y)の位置にポインタを移動させる。
しかし src_w がウィンドウの場合は、移動が行われるのはウィンドウ src_w
内にポインタがあり、かつ src_w 内の指定した長方形の内部にポインタがあ
る場合だけである。
座標 src_x と src_y は src_w の原点からの相対座標である。
src_height が 0 の場合、これは現在の src_w の高さから src_y を引いた
値に置き換えられる。
src_width が 0 の場合、これは現在の src_w の幅から src_x を引いた値に
置き換えられる。
この関数を使うべき場合はほとんどない。
ポインタ操作は通常はユーザに委ねられるべきである。
それにもかかわらずこの関数を使う場合、ユーザがポインタをある位置から他
の位置に瞬間的に移動させたようなイベントが生成される。
XWarpPointer
を使っても、ポインタをポインタのアクティブなグラブの
制限ウィンドウ(confine_to window)の外に移動させることはできない点に
注意すること。
これを試みても、制限ウィンドウのもっとも近い外辺にポインタが
移動するだけである。
XWarpPointer
はエラー
BadWindow
を起こすことがある。
返り値
-
BadWindow
-
引き数 Window の値が、定義されている Window を指していない。
関連項目
XSetInputFocus(3X11)
Xlib - C Language X Interface
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 関連項目
-
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Time: 15:56:09 GMT, February 12, 2001