XtAppAddSignal
Section: XT FUNCTIONS (3Xt)
Updated: Release 6.3
Index
xjman/web INDEX
名前
XtAppAddSignal, XtRemoveSignal, XtNoticeSignal - シグナルソースの登録と削除
書式
XtSignalId XtAppAddSignal(app_context, proc, client_data)
XtAppContext app_context;
XtSignalCallbackProc proc;
XtPointer client_data;
void XtRemoveSignal(id)
XtSignalId id;
void XtNoticeSignal(id)
XtSignalId id)
引き数
- app_context
-
アプリケーションコンテクストを指定する。
- client_data
-
シグナルが起きたとき、指定された手続きに渡される引き数を指定する。
- id
-
登録時に
XtAppAddSignal
が返した ID を指定する。
- proc
-
シグナルが起きたときに呼び出される手続きを指定する。
説明
関数
XtAppAddSignal
は、イントリンシクスのコンテクスト内におけるシグナル処理の機構を動作さ
せる。OS 依存のシグナルハンドラを立ち上げる前に、アプリケーションは
XtAppAddSignal
を呼び、返された id をシグナルハンドラからアクセスできる場所に格
納することができる。
OS からのシグナルを受け取ったとき、アプリケーションは
XtAppAddSignal
が返した id を使って
XtNoticeSignal
を呼ぶことができる。
XtNoticeSignal
は、シグナルハンドラから安全に呼び出すことができる、イントリンシクス中
唯一の関数である。
イントリンシクスが登録されたコールバックを起動することができるようにな
る前に
XtNoticeSignal
が複数回呼び出された場合、そのコールバックは一度しか呼ばれない。論理的
には、イントリンシクスは登録されているそれぞれのコールバックについて
「ペンディング」を管理している。
このフラグの初期値は
False
であり、
XtNoticeSignal
によって
True
に設定される。
このフラグが
True
ならばイントリンシクスは必ずコールバックを呼び、その呼び出しの直前に
フラグに
False
を設定する。
関数
XtRemoveSignal
を呼ぶことにより、指定したイントリンシクスのシグナルハンドラを削除できる。
クライアントは
XtRemoveSignal
を呼び出す前にシグナルのソースを無効にしなければならない。
関連項目
XtAppAddTimeOut(3Xt),XtAppAddInput(3Xt),XtAppAddWorkProc(3Xt)
X Toolkit Intrinsics - C Language Interface
Xlib - C Language X Interface
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 引き数
-
- 説明
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- 関連項目
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Time: 15:56:21 GMT, February 12, 2001