XtSetLanguageProc

Section: XT FUNCTIONS (3Xt)
Updated: Release 6.3
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名前

XtSetLanguageProc - 言語手続きの設定  

書式

Widget XtSetLanguageProc(app_context, proc, client_data)

      XtAppContext app_context;

      XtLanguageProc proc;

      XtPointer client_data;  

引き数

app_context
言語手続きが使用されるアプリケーションコンテクスト(application context)、あるいは NULL を指定。

proc
言語手続きあるいは NULL を指定。

client_data
言語手続きが呼び出されたときに、この手続きに引き渡す追加のクライアント データを指定。
 

説明

XtSetLanguageProc は言語手続きをセットする。 これ以降、 XtDisplayInitialize 指定されたアプリケーションコンテクストで Display を初期化する際に、こ の言語手続きが呼び出される。 もし、app_context が NULL であれば、指定された言語手続きは呼び出 し手続きに生成される全てのアプリケーションコンテクストに登録される。こ れは将来作られるかもしれないアプリケーションコンテクストも全て含む。 proc が NULL の場合には、デフォルトの言語手続きが登録される。 XtSetLanguageProc は前に登録した言語手続きを返す。言語手続きがまだ登録されていなければ、 返り値は不定であるが、この返り値がこれに続く XtSetLanguageProc の呼び出しで用いられた場合、デフォルトの言語手続きが登録される。

デフォルトの言語手続きは以下の処理を行う。

*
環境に従ってロケールをセットする。ANSI C ベースのシステムでは、これは setlocale( LC_ALL, 言語 ) を呼び出すことによって行う。エラーとなった場合、警告メッセージは XtWarning が発行する。
*
XSupportsLocale を呼び出して、現在のロケールがサポートされているかどうか検査する。もし ロケールがサポートされていなければ、 XtWarning が警告メッセージを発行し、ロケールは ``C'' にセットされる。
*
空の文字列を引き数にして XSetLocaleModifiers を呼び出す。
*
現在のロケールの値を返す。ANSI C ベースのシステムでは、これは最後に setlocal( LC_ALL, NULL ) を呼び出した返り値である。

ロケールを確立するためにこの機構を使おうとするクライアントは、 XtDisplayInitialize の前に XtSetLanguageProc を呼び出せばよい。  

関連項目


X Toolkit Intrinsics - C Language Interface
Xlib - C Language X Interface


 

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Time: 15:56:37 GMT, February 12, 2001