XmbTextPerCharExtents

名前

書式

Status XwcTextPerCharExtents(font_set, string, num_wchars, ink_array_return,

          logical_array_return, array_size, num_chars_return, overall_return)

      XFontSet font_set;

      wchar_t *string;

      int num_wchars;

      XRectangle *ink_array_return;

      XRectangle *logical_array_return;

      int array_size;

      int *num_chars_return;

      XRectangle *overall_ink_return;

      XRectangle *overall_logical_return;  

引き数

array_size

ink_array_return と logical_array_return の大きさを指定。 関数呼び出しの際には、この数の配列を渡さなければならない。

font_set

フォントセットを指定。

ink_array_return

各文字が実際に描画されるディメンジョンが返される。

logical_array_return

各文字の論理的なディメンジョンが返される。

num_bytes

引き数 string のバイト数を指定。

num_chars_return

引き数 string の文字数が返される。

num_wchars

引き数 string の文字数を指定。

overall_ink_return

実際に描画が行われる 文字列全体の領域 が返される。

overall_logical_return

論理的な 文字列全体の領域 が返される。

string

文字列を指定。

説明

ink_array_return の各要素には、フォアグラウンドカラーで描画されるキャ ラクタに対応するバウンディングボックスがセットされる。 logical_array_return の各要素には、対応する文字に対して他のグラフィカ ルフィーチャへの最小スペーシングを含むバウンディングボックスがセットさ れる。 このグラフィカルフィーチャは logical_array_return の長方形のどの部分と も干渉してはならない。

XRectangle は、文字の描画に使われるフォントグリフの数や文字が描画される方向にかか わらず、効率的な文字の描画ディメンジョンを表す点に注意すること。 複数の文字が単一の文字グリフにマッピングされている場合、これらの文字全 ての XRectangles のディメンジョンは同じである。

XFontSet に存在しない文字集合がある場合、実際に描画される寸法を表すようにするた め、該当する各文字に対する寸法は XCreateFontSet が返すデフォルト文字列から得る。 不正な文字コードに対する動作は未定義である。

与えられたテキスト内の文字数に対して array_size が小さすぎた場合、関数 は 0 を返し、num_chars_return には必要な XRectangle の数がセットされ る。 それ以外の場合、関数は 0 でない値を返す。

引き数 overall_ink_return か overall_logical_return が NULL でない場合、 XmbTextPerCharExtents および XwcTextPerCharExtents は文字列のメトリクスの最大領域が XmbTextExtents や XwcTextExtents と同様に overall_ink_return か overall_logical_return に返される。  

関連項目

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