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5. ディスプレイマネージャ xdm のインストール

xdm は動的にリンクされているので、xdm のバイナリ配布物をアメリカ国外へ 配布しても輸出制限には引っかかりません。xdm のバイナリは DES の暗号化 プログラムを含んでいないからです。従って現在、バイナリパッケージに xdm が含まれています。

xc/lib/Xdmcp/WrapHelp.c というファイルが XFree86-3.3 のソース に含まれていないので、XDM-AUTHORIZATION-1 はサポートされていません。こ れをサポートするためには WrapHelp.c を入手し、xf86site.def ファイ ルに HasXdmAuth を設定した後で xdm を再構築する必要があります。

WrapHelp.c はアメリカ国内にあります。詳細は ftp.x.org:/pub/R6/xdm-auth/README をご覧ください。

ディスプレイマネージャを起動するには、root ユーザでログインしてコンソー ルから ``xdm -nodaemon'' と入力してください。

コンソールの getty を無効にし、 /etc/inittab を変更することにより ブート時に自動的に xdm を起動することができます。設定の細かい部分は使 用している Linux 配布物の xdm の設定によって異なるので、そちらの文書で 確認してください。

xdm バイナリ配布物はシャドウパスワードと普通のパスワードのシステムの両方で 動作するでしょう。

$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/Japanese/sgml/Linux.sgml,v 3.2.2.3 1999/11/26 15:23:42 hohndel Exp $





$XConsortium: Linux.sgml /main/6 1996/10/28 04:47:37 kaleb $


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