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1. 一般的なことがら

このサーバは現在、IIT AGX-016, AGX-015, AGX-014, XGA-2 チップセットを サポートしています。AGX チップセットは XGA アーキテクチャに基づくもの ですが、足りない機能がいくつかありますし、他のカードと違う点もあります。 XGA-1, AGX-010 チップセットのサポートについてもテストされていない部分 があります。ピクセルの色の深さは一般的に 8bpp, 15bpp, 16bpp がサポート されます。unpacked 形式の 24bpp (RGBX 32bpp) は、まだリリースできるほ ど安定していません。

現在サポートしている RAMDAC は、Hercules Graphite シリーズで使われてい る Brooktree (BT481, BT482, BT485) と AT&T (20C505) RAMDAC, Sierra RAMDAC (15025, 15021), 汎用 VGA RAMDAC です。テストはされていま せんが、AT&T 20C490 シリーズにも対応しました。

現在のドライバにはアクセラレーションのルーチンがたくさんあります: 幅が 0 の実線と点線(AGX-014 を除く)。bitbit を使った塗りつぶし、タイリング、 スティプル。円弧と多角形の塗りつぶし。8ビット文字の文字グリフとフォン トキャッシュ。

テストを行ったボードを以下に示します: Hercules Graphite シリーズの大部 分(ISA, VLB 版)、Spider 製の Black Widow VLB と Black Widow Plus VLB, Boca 製の Vortek VL, CatsEye/X XGA-2, PS/2-57 planar XGA-2。Orchid 製 の Celsius は Spider と Boca のボードによく似ていますが、AT&T 20C490 シリーズの RAMDAC を使っているカードが一部にあるかもしれない点 が異なります。AT&T 20C490 の互換品と思われる UMC RAMDAC を使ってい る汎用ボードについての報告もありました。


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