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2. アクセラレーションについてのメモ

このドキュメント中で使われる「アクセラレーション」という言葉の意味をはっ きりさせておきましょう。アクセラレーションの多くの構成要素の中に、CRT コントローラ(CRTC)と描画エンジンがあります。これは、システムに存在する 別の CRTC に対しる追加的なもので(同じチップに含まれることもあります)、 基本的には EGA, VGA, SuperVGA の機能を提供します。

CRTC はグラフィックスコントローラの構成要素であり、ビデオメモリの読み 出しとスクリーンへの出力を受け持ちます。描画エンジンはアクセラレータの 要素であり、ビデオメモリの内容の操作をプログラムすることができ、これに より CPU が他の仕事をできるようにします。

VGA CRTC を使っている時は、ビデオメモリへの描画操作全てはシステムの CPU の仕事です。つまり、描画エンジンが使われることはありません。一方、 アクセラレータの CRTC でスクリーンを操作することにした場合は、描画エン ジンを使って描画操作を行うことができます。ただし、CPU がアクセラレータ のビデオメモリにアクセスできるなら、CPU を描画目的に使うことも可能です。

ビデオアクセラレーションと言う言葉は、CPU の描画操作の負担を減らすため にアクセラレータの描画エンジンをプログラムすることを指します。よってア クセラレータの CRTC を使うことを暗に示しています。


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