XFree86[tm] 4.0 README : XFree86 4.0 について
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1. XFree86 4.0 について

--> このコードは現在活発に作業中です。現在と 4.0 リリースの間には、 インタフェースの大部分は告知なしに変更されるかもしれません。 ドライバの設計はバージョン 3.3.x から大幅に変わっているため、今のところは 3.3.x から移行している ドライバの数は多くありません。つまり、このリリースはあまり多くのビデオ ハードウェアには対応していません。ドライバや新機能によっては十分開発が 進んでいて安定していますが、そうでないものもあります。

XFree86 4.0 は 新しい XFree86 4 系列の 最初の 完全リリースです。XFree86 4 への道は 1997 年半ばに始まり、本格的な作業 は 1998 年に始まりました。最初の pre-4.0 スナップショットは 1999 年半 ばにリリースされ、4.0 は 2000 年最初にリリースされました。この時点で大 部分の作業は終わっていますが、"4.0" の設計のドラフトが出てからも さらに新しい機能の開発が始まっています。その結果、このリリースには たくさんの新機能、新しいドライバが加わり、性能も大幅に向上しています。 このリリースには様々な開発段階のコンポーネントが入っており、安定かつ 十分テストされたものから、新しくてテストも不十分なものまであります。 一方、まだ XFree86 3.3.x から 4.0 に移植されていないドライバもあります。 これらの大部分は古いハードウェア用のドライバです。対応ハードウェアに 関する詳しい情報については Driver Status document を見てください。

XFree86 4 は非常にモジュール化が進んだデザインを採用しています。 4.0 リリースの時点でドライバモジュールの API/ABI は完成させて ドキュメントも用意したかったのですが、これは次のリリースの課題にしまし た。モジュールインタフェースは将来のリリースでも 4.0 との後方互換性を できるだけ保とうと考えていますが、これはインタフェースに関する ドキュメントが完成するまでは保証できません。

今回のリリースの機能とステータスに関する情報は リリースノートに書いてあります。

今回のリリースのバイナリ配布物の入手とインストールに関する情報は インストールの詳細手順に書かれてい ます。

今回のリリースの著作権とライセンスについては ライセンスに関する文書 に書かれています。


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