256 色アクセラレータドライバはビデオメモリ内の 256 バイト、ハードウェア カーソルは 1K バイトを作業領域に使います。結果的に 1M バイトのカードで は 1024x1024 の仮想解像度は使用出来ません。
特に BitBlt を描画用の DRAM 幅が小さい場合に使用したとき、より高い ドットクロック周波数はグラフィック操作の性能に否定的な効果を及ぼします (その量は起動時に表示されます)。標準の MCLK の設定 (0x1c) と 32-ビッ トメモリインターフェースを使用したとき、65 MHz のドットクロックでの性能 は 25 MHz のドットクロック時の性能の半分になる場合があります。DRAM 幅が 少ないとき、とても遅く感じたらドットクロックを最も遅い容認できる値にし てみてください。例えば高い再描画速度( 50MHz のドットクロック)を使って 14" 又は 15" のモニターに大きな仮想画面で 800x600 の画面を表示するのは そんなに悪くありません。
1024x768 で 最も高いクロック (85 MHz) を 542x の 76 Hz で使用した場合、 性能向上指向にはなりません。カードは大抵停止します。75 MHz のドットクロック を 70 Hz で使った場合は満足できるでしょう。85 MHz のドットク ロックにおいて 76 Hz で 1024x768 をサポートしているモニターを持っている 場合は、標準的な 5426/5428 を基にしたカードとは相性が良くないでしょう。
2M のメモリを積んだ 5434 を基にしたカードは高いドットクロックと相性が良 く、542x シリーズに比べ DRAM 幅は基本的に 2 倍あります。又、543x チップ の類は使用可能な DRAM 幅が一段と効果的に確保できます。