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1. サポートした カード, RAMDAC と ピクセル当りのビット数

Mach64 X サーバは 全ての Mach64 を基にしたカード上で 80MHz 以上の ドットクロックで 8bpp をサポートします。 殆どのカードではもっと高いドッ トクロックと他の深さが使用可能です(下の表を参照してください)。 カード上の RAMDAC で何がサポートされているか分かります。

 RAMDAC  最大ドットクロック 深さ     最大解像度      要求ビデオメモリ
-------- ------------------ ----     ----------      ----------------
ATI68860         135MHz       8      1280x1024             2Mb
ATI68860         135MHz      16      1280x1024             4Mb 
ATI68860          80MHz      32       1024x768             4Mb

ATI68875          80MHz      32       1024x768             4Mb

CH8398           135MHz       8      1280x1024             2Mb
CH8398            80MHz      16       1024x768             2Mb
CH8398            40MHz      32        800x600             2Mb

STG1702          135MHz       8      1280x1024             2Mb
STG1702           80MHz      16       1024x768             2Mb
STG1702           50MHz      32        800x600             2Mb

STG1703          135MHz       8      1280x1024             2Mb
STG1703           80MHz      16       1024x768             2Mb
STG1703           50MHz      32        800x600             2Mb
    
AT&T20C408       135MHz       8      1280x1024             2Mb
AT&T20C408        80MHz      16       1024x768             2Mb
AT&T20C408        40MHz      32        800x600             2Mb
    
Internal         135MHz       8      1280x1024             2Mb
Internal          80MHz      16       1024x768             2Mb
Internal          40MHz      32        800x600             2Mb

IBM RGB514       220MHz       8      1600x1200             2Mb
IBM RGB514       220MHz      16      1600x1200             4Mb
IBM RGB514       135MHz      32       1024x768             4Mb

その他[*]         80MHz       8      1280x1024             2Mb
[*] - ドットクロックを 80MHz に制限し、bpp を 8 に制限します。 上記の表は最大解像度とその最大解像度を使うのに必要なビデオメモリを 示しています。より小さい解像度にはより少ないビデオメモリで大丈夫 です。

"-probeonly" コマンド行オプションを付けて Mach64 X サーバを 実行したとき RAMDAC が何かを調べます。全ての Mach64 カードでは RAMDAC は正しく調べられます。調べた結果を XF86Config に指定しましょう。しかし、 probeonly の結果が正しくない場合は指定しないように。 XF86Config に RAMDAC を指定する前に Mach64 カードを目で見てのどんな RAMDAC が搭載されているか確認してください。probeonly の出力結果の RAMDAC とボート上のチップとはっきりと違う場合、RAMDAC の行をコメントにして もう一度 "-probeonly" を付けて Mach64 X サーバを実行してくださ い。これでもまだ間違っている RAMDAC を報告する場合は XFree86@XFree86.Org にバグレポートを送ってください。

一般に ATI Graphics Pro Turbo と ATI WinTurbo カードには ATI68860 と ATI68880 RAMDAC が搭載されています。IBM RGB514 RAMDAC は ATI Graphics Pro Turbo 1600 カードに搭載されています。 一般に ATI Graphics Xpression, ATI Video Xpression と ATI 3d Xpression カードには他の RAMDAC が搭載されています。Mach64 CT, ET, VT, GT (3D Rage) と 3D Rage II チップは "内蔵" RAMDAC (例えば Mach64 チップに組み込んで) になっています。

Mach64 グラフィックカードは特別な(パックドピクセル) 24bpp モード が使用 可能と宣伝していますが、このモードは現在、Mach64 ではサ ポートしていません。これから出るバージョンでサポートするでしょう。

Mach64 X サーバが正確に機能するにはビデオメモリの隙間が必要です。これ は ISA Mach64 カード とシステムのメインメモリに 12M バイト以上のメモリ があると動作しないことを示します。PCI の Mach64 カードまたは VLB の Mach64 カードの場合に、 Mach64 X サーバはメインメモリの一部を使って 動作するでしょう。


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