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3. ディレクトリ構造

ここではソースのディレクトリ構造の概要を説明します。書こうとしてい るドライバに関連するディレクトリ/ファイルは既知とします。リンクキッ トの構造は以降で示します。

xc/config/cf/

site.def

ローカルな構成のカスタマイズ

xf86site.def

XFree86 のローカルな構成のカスタマイズ

xc/programs/Xserver/hw/xfree86/

サーバーのソース

common/

全サーバーに共通なファイル (XF86Config のパラメータ 解析/パーサ, I/O デバイスハンドラ等)

xf86.h

`ScrnInfoRec' データ構造を含む

xf86_Option.h

オプションフラグを含む

compiler.h

インラインアセンブラマクロと ユーティリティ関数を含む

os-support/

OS サポート層

assyntax.h

マクロ化したアセンブラニモニックを含む

xf86_OSlib.h

OS がサポートする include, define と プロトタイプ

LinkKit/

site.def.LK

リンクキットの site.def 用のテンプレート

vga256/

256 色 VGA サーバーのディレクトリ

vga/

generic な VGA を取り扱うプログラム

vga.h

`vgaVideoChipRec' と `vgaHWRec' データ構造を 含む

vgaHW.c

generic な VGA レジスタを取り扱う関数 vgaHWInit(), vgaHWSave()vgaHWRestore()を含む。

drivers/

SVGA ドライバのサブディレクトリを含む。 各々、ドライバ用 Imakefile, .c ファイルと バンク切り替え関数用の .s ファイルを含む

vga2/

モノクロの vga サーバーのディレクトリ。vga256 に リンクするファイルと条件コンパイルで使用する差分。

drivers/

SVGA ドライバのサブディレクトリ。`generic' な VGA ドライバもここに配置する。

vga16/

16 色 vga サーバーのディレクトリ。vga256 にリンクする殆どのファイルと条件コンパイルで 使用する差分。

drivers/

SVGA ドライバのサブディレクトリ。

VGADriverDoc/

この文書とスタブドライバ。

リンクキットは通常 /usr/X11R6/lib/Server に導入します。 リンクキットはサーバーの再リンクを行うのに必要な全てのものが含まれ ています。新しいドライバを書くのとサーバーのソースの導入なしに新し いサーバーを生成するのに必要です。
Server/

site.def

ローカルな構成のカスタマイズ

include/

上記 `common' ディレクトリ下にある全ての include ファイル

drivers/

SVGA ドライバの全て

vga2/

SVGA ドライバのサブディレクトリ。

vga16/

SVGA ドライバのサブディレクトリ。

vga256/

SVGA ドライバのサブディレクトリ。

VGADriverDoc/

この文書とスタブドライバの ディレクトリ。`vgaHW.c' はここにもコピーされ 参照されます(リンクキットの一部としては生成し ません)。


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