Xサーバリンクキットは、最小限のディスク容量でXサーバの構築を可能にします。
単に展開して、xf86sire.def
を適当に変更し、``./mkmf'
',
``make
''としてリンクします。詳しくは、
README.LinkKit を参照して下さい。
ソースツリーは、コンパイル前に約114Mb、``make World
''後はさらに100Mbの
ディスク容量が必要です。コンパイル前に、xc/config/cf
内の
xf86site.def
,site.def
を編集し、配布物を設定します。
デフォルトでコンフィグファィルは共有ライブラリを構築するように設定されてい
ます。共有ライブラリがサポートされないFreeBSDのバージョンを使用している場
合は、以下の行をsite.def
に追加します。
#define BuildBsdSharedLibs NO
また、使用しているシステムがSYSV共有メモリをサポートしてない場合(たとえば、
<sys/shm.h>
ヘッダーがない場合)、以下の行をsite.def
に
追加して、MIT-SHM extensionを無効にしてください。
#define HasShm NO
FreeBSD-1.1以降でコンパイルする場合、xc/config/cf/FreeBSD.cf
を編集
して、OSバージョンのパラメータを正しく設定します。そして、以下のように入力し
ます。
make World
旧バージョンのFreeBSD(1.1より前)で使用する場合、以下のように入力します。
make World BOOTSTRAPCFLAGS=-D__FreeBSD__