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7. トラブルシューティング

ここまで読んでいるのは、何か望んだ通りの結果が得られて いない(または、楽しんで読んでいただいている)のでし ょう。

以下は一覧になったいくつかの一般的な設定作業中に良く生 じる問題や解決のヒントです。しかしながら、ハードウェアと ソフトウェアの設定の膨大な組み合わせがあり、そこで、 膨大な不具合が生じる可能性があります。この文書とツールの 文書では全ての場合について言及出来ません。

前の章で試行した作業とこの章でのヒントを確認した後で、 システムが稼働しない場合は、全ての文書を読む必要が あります。お手元のビデオカードと OS (もしあれば) に対応している README ファイル と 「XFree86 の設定について」 (XFree86 Configuration Guide : README.Config) と XF86Config オンラインマニュアル を読んでください。

特にかなり新しいビデオカードについての最新の情報は the XFree86 FAQ も、見てください。

全然駄目な場合は、comp.windows.x.i386unix か comp.os.linux.x に記事を投稿してみてください。または XFree86@XFree86.org に 電子メールを送ってください。訳注 : 英語でお願いします:-)

7.1 マウスがちゃんと動かない。つまり画面に張り付いたまま動かない。

選択したマウスのプロトコルが良くありません。違うプロトコルを 試してみましょう。

7.2 サーバが起動しない。この時マウスが使用済みであると表示される。

さて、この診断は多分正しいでしょう。この現象は Linux システム で gpm が動作している時に良く起こります。gpm プロセスを止めて startx をもう一度実行してください。

7.3 真ん中のボタンが使用出来ない。

この現象は簡単な解決策はありません。たくさん試行錯誤が必要 です。マウスのプロトコルが正しいか確認してください。

多くの3ボタンマウスは2ボタンモードと3ボタンモードの "両方のプロトコル" を持っています。3ボタンモードへの 切り替え方法 (通常 MouseSystems プロトコルを用います) は マウスの種類によって色々です。

サーバの起動時にマウスに付いているスイッチを動かすか、 真ん中のボタンを押し続ける必要があります。他のモード 切り替えのサーバ側で行う方法は、マウスの設定の組み合わせを 正しく行わなければいけません。完璧な設定の一覧が XF86Config のオンラインマニュアルの Pointer の章にあるので みてください。

7.4 画面が上下左右に片寄る。

xvidtune の章をみてください。

7.5 xf86config または xvidtune がシステムの中に見つけられない。

うーん。3つの可能性があります。

  1. 3.1.2 より古いバージョンの XFree86 を使っている。 多分、この文書以外を読んでいない場合は 3.1.2 とそれより前の バージョンには xf86config または xvidtune は含まれていない からです。最新バージョンに更新してください。
  2. PATH が正しく設定されていない。XFree86 のバイナリの bin ディレクトリを含んでいるか確認してください。(通常は /usr/X11R6/binです)
  3. XFree86 を完全に導入していない。 XFree86 を入手したところへ戻って、残らず入手してください。

$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/Japanese/sgml/QStart.sgml,v 3.1 1997/01/26 04:34:22 dawes Exp $

このファイルは xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/QStart.sgml,v 3.2 1996/08/27 03:21:12 を、岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto ) が XFree86 3.2 を 日本でインストールする人向けに和訳したものです。ここがおかしいとか、 ここはこうしたほうがいいといったご意見がありましたら、電子メールで お知らせ下さい。 原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあります。この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と岡本 一幸にありますが、この和訳の不具合は私に、 電子メールで送って下さい。

注: 岡本さんは現在電子メールで連絡が付かない状態なので、連絡は X Japanese Documentation Project (xjman-ml@dsl.gr.jp) 宛にお願いします。


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