次のページ 前のページ 目次へ

1. XFree86 3.3.2 リンクキットの Readme

  1. gcc-2 を使用しないシステムで、gcc-2 で作成されたバイナリパッケージ を使用する場合は libgcc.a を組み込む必要があります。
  2. リンクキットで Xnest を組み込む場合は XFree86 3.3.2 の /usr/X11R6 の 下に組み込まれたライブラリを確認して下さい。現在、リンクキットは 他のサーバでは内蔵しています。
  3. どのサーバを組み込みたいかと、どのドライバと機能拡張を含ま せたいかを定義するために xf86site.def ファイルを編集して下 さい。
  4. 標準パッケージに含まれないドライバを組み込む場合は、 drivers/vga256 (白黒サーバの VGA2 の場合は drivers/vga2、16 色サーバの場合は drivers/vga16、非 VGA の 白黒と 16 色サーバの場合は drivers/mono) のディレクトリを作成して、そのディレクトリ の下にソースファイルか .o ファイルのいずれかと適切な Imakefile をコピーしましょう。そのディレクトリの名称は該当する ドライバの名称と一致させて下さい(より詳しくは VGADriverDoc ディレクトリの中にある文書を参照して下さい)。
  5. Makefile を作成するには、次のコマンドを実行して下さい。
      ./mkmf
    
  6. `make' を実行すると構成定義したサーバを結合します。
  7. `make install' を実行すると新しいサーバを組み込みます。
  8. `make clean' を実行するとこの手順で作成したファイル を削除します。
  9. xf86site.def ファイルを編集し、作成するサーバかサーバ に含ませるドライバの選択を変更して、上記の手順を繰り返して下さい。 xf86site.defファイルにて X サーバ機能拡張の選択を変更した 場合は、`./mkmf' のかわりに `make Makefile' を 実行すれば十分でしょう。
  10. X サーバに `-showconfig' オプションを付けて実行すれ ば X サーバに含まれているドライバを調べることが出来ます。どんな 機能拡張が含まれているかを確認するには、X サーバを起動し、 `xdpyinfo' を実行して下さい。

$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/LinkKit.sgml,v 3.14.2.3 1998/02/26 20:11:26 hohndel Exp $





$XConsortium: LinkKit.sgml /main/8 1996/10/27 11:05:58 kaleb $

このファイルは xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/LinkKit.sgml,v 3.14.2.3 1998/02/26 20:11:26 を、岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto ) が XFree86 3.3.2 を 日本でインストールする人向けに和訳したものです。ここがおかしいとか、 ここはこうしたほうがいいといったご意見がありましたら、電子メールで お知らせ下さい。 原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあります。この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と岡本 一幸にありますが、この和訳の不具合は私に、 電子メールで送って下さい。


次のページ 前のページ 目次へ