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- gcc-2 を使用しないシステムで、gcc-2 で作成されたバイナリ配付物を
使用する場合はたぶん libgcc.a を組み込む必要があります。
- リンクキットを使って Xnest をリンクする場合は XFree86 3.3.3 のラ
イブラリが
/usr/X11R6 にインストールされていることを確認して
ください。他のサーバの場合には、現在リンクキットは内蔵されています。
xf86site.def ファイルを編集して、構築したいサーバと組み込み
たいドライバや機能拡張を定義します。
- デフォルト値が正しくなければ、使用するコンパイラに合わせて
HasGcc と HasGcc2 を設定します。
- リンクキットが gcc-2.x で作成されていて、それと異なるコンパイラ
を使用する場合、libgcc.a をインストールしておく必要と
NeedLibGcc を YES に設定する必要があります。
- 256 色サーバを作成するには:
XF86SVGAServer を YES にします。
- 16 色サーバを作成するには:
XF86VGA16Server を YES にします。
- 白黒サーバを作成するには:
XF86MonoServer を YES にします。
- S3 サーバを作成するには:
XF86S3Server を YES にします。
- Mach8 サーバを作成するには:
XF86Mach8Server を YES にします。
- Mach32 サーバを作成するには:
XF86Mach32Server を YES にします。
- Mach64 サーバを作成するには:
XF86Mach64Server を YES にします。
- P9000 サーバを作成するには:
XF86P9000Server を YES にします。
- AGX サーバを作成するには:
XF86AGXServer を YES にします。
- ET4000/W32 サーバを作成するには:
XF86W32Server を YES にします。
- IBM 8514/A サーバを作成するには:
XF86I8514Server を YES にします。
- I128 サーバを作成するには:
XF86I128Server を YES にします。
- GLINT サーバを作成するには:
XF86GLINTServer を YES にします。
- TGA サーバを作成するには:
XF86TGAServer を YES にします。
- GA-98NB/WAP サーバを作成するには:
XF98GANBServer を YES にします。
- NEC480 サーバを作成するには:
XF98NEC480Server を YES にします。
- NEC-CIRRUS/EPSON NKV/NKV2 サーバを作成するには:
XF98NKVNECServer を YES にします。
- WAB-S サーバを作成するには:
XF98WABSServer を YES にします。
- WAB-EP サーバを作成するには:
XF98WABEPServer を YES にします。
- WSN-A2F サーバを作成するには:
XF98WSNAServer を YES にします。
- Trident Cyber9320/9680 サーバを作成するには:
XF98TGUIServer を YES にします。
- Matrox Millennium/Mystique サーバを作成するには:
XF98MGAServer を YES にします。
- Cirrus Logic CLGD7555 サーバを作成するには:
XF98SVGAServer を YES にします。
- EGC サーバを作成するには:
XF98EGCServer を YES にします。
- NEC S3 サーバを作成するには:
XF98NECS3Server を YES にします。
- S3 PW/PCSKB サーバを作成するには:
XF98PWSKBServer を YES にします。
- S3 PW/LB サーバを作成するには:
XF98PWLBServer を YES にします。
- S3 GA-968 サーバを作成するには:
XF98GA968Server を YES にします。
- Xnest サーバを作成するには:
XnestServer を YES にします。
- 複数の X サーバ を作成する場合は、
ServerToInstall
の行のコメントを外し、デフォルトのサーバ(つまり、シンボリック
リンクファイル「X」が指す先)にしたい X サーバの名称を設定しま
す。
-
XF86SvgaDrivers には、SVGA サーバに組み込みたい
ドライバのリストを設定します。
-
XF86Vga16Drivers には、16 色 サーバに組み込みたい
ドライバのリストを設定します。
-
XF86Vga2Drivers には、白黒 VGA サーバに組み込みたい
ドライバのリストを設定します。
-
XF86MonoDrivers には、白黒サーバあるいは VGA16 サーバ
に組み込みたい非 VGA ドライバのリストを設定します。
(VGA ドライバと 非 VGA ドライバの両方を含むサーバを作成するとき)
- 注意: ドライバの順番によってドライバの検出の順番が決まります。
`
汎用' (`generic') ドライバの検出は必ず成功
するので、 Mono と VGA16 と SVGA サーバに組み込む順序は最後に
しなければなりません。
- 動的ロード可能モジュール(例えば PEX, XIE)を使用するには:
ExtensionsDynamicModules を YES にします。
- PEX 機能拡張を組み込むには:
BuildPexExt を YES にします。
- X イメージ機能拡張を組み込むには:
BuildXIE を YES にします。
- GLX 機能拡張を組み込むには:
BuildGlxExt を YES にします。
- ダブルバッファ機能拡張を外すには:
BuildDBE を NO にします。
- 記録機能拡張を外すには:
BuildRECORD を NO にします。
- スクリーンセーバ機能拡張を外すには:
BuildScreenSaverExt を NO にします。
- この機構を使って他の機能拡張を外すこともできますが、これはお
勧めできません。なぜなら、サーバのサイズの節約にもなりませんし、
できたサーバが色々な点でおかしくなることさえあるからです。
- 標準配布物に含まれないドライバを組み込む場合は、
drivers/vga256 にディレクトリを作成し(
白黒サーバの VGA2 部分の場合は drivers/vga2、
16 色サーバの場合はdrivers/vga16、
白黒サーバと 16 色サーバの非 VGA 部分の場合は drivers/mono)、
ソースファイルと .o ファイルのいずれかと適切な Imakefile をこのディ
レクトリにコピーします。このディレクトリの名前はドライバの名前と同
じでなければなりません(詳しくは VGADriverDoc ディレクトリ
にあるドキュメントを参照してください)。
訳注: ディレクトリの位置は実際には
drivers/vga256 -< vga256/drivers,
drivers/vga2 -< vga2/drivers,
drivers/vga16 -< vga16/drivers,
drivers/mono -< mono/drivers
となっています。)
- Makefile を作成するには、以下のコマンドを実行します:
./mkmf
- `
make' を実行して、設定したようにサーバをリンクします。
- `
make install' を実行して、新しいサーバをインストール
します。
- `
make clean' を実行して、この作業で作成したファイルを
削除します。
-
xf86site.def ファイルを編集し、作成するサーバやサーバ
に組み込むドライバの選択を変更した場合には、上記の手順を繰り返して
ください。組み込む X サーバ機能拡張の選択を変更した場合は、
`./mkmf' の代わりに `make Makefile' を実行すれば
十分です。
- `
-showconfig' オプションを付けてX サーバを実行すれ
ば、X サーバに含まれているドライバを調べることができます。組み込ま
れている機能拡張を調べるには、X サーバを起動して
`xdpyinfo' を実行してください。
$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/Japanese/sgml/LinkKit.sgml,v 3.2.2.3 1999/11/26 15:23:42 hohndel Exp $
$XConsortium: LinkKit.sgml /main/8 1996/10/27 11:05:58 kaleb $
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