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- NV1/STG2000 については、ドライバは XFree86 の仮想デスクトップ
機能をサポートしていません。その理由は、仮想デスクトップ機能を
サポートするには NV1 のハードウェア機能が十分でないことです。
したがって、解像度を変更するためには、設定ファイルを変更しなけ
ればなりません。利用したいモード以外の全てのモードをコメントア
ウトしてください。
- generic VGA16 サーバは NV1 では動作しません。したがって、NV1
ベースのカードでは
XF86Setup
を使ってサーバの設定を行
うことはできません。この場合には xf86config
を使って
ください。そしてボードとしては `Diamond Edge 3D' を選択し、
8bpp と 16bpp それぞれに対して1つずつモードを選択しま
す。仮想デスクトップを選択してはいけません。また、RAMDAC やク
ロックチップを選択しないようにしてください。Riva128 や RIVA
TNT を使用している場合にはこの注意は適用されません。これらのカー
ドでは VGA16 サーバがうまく動作します。
- NV1 と Riva128 のいずれにおいても、16bpp でサポートしている
RGB の重み付けは 555 だけであり、565 はハードウェアがサポート
していません。16bpp 時に問題を起こすウィンドウマネージャがある
場合には、Display セクションで Weight 555 を指定してください。
- 24bpp はサポートされていません。
- モードによっては、ハードウェアカーソルがディスプレイと同期しな
いことがあります。この問題を回避するには "sw_cursor" オプショ
ンを指定してください。
- Riva128 チップの動作がおかしくなるモード行がいくつかあり、その
結果、ディスプレイが緑っぽくなってしまうことがあります。普通は
少しモード行を変えればこの問題を回避できます。ほとんどの場合は
HTotal を減らせば大丈夫です。xvidtune を使ってこの操作を行うこ
とができます。
- Riva128 について、最大ドットクロックが上がり切っていない問題は
修正されました。現在のドライバは Riva128 の性能を全て引き出す
ことができます。
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