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10. XF86Config

XF86Config ファイルの modes 行の扱いは変わりました。 virtual 行は完全に無視されるようになりました。モード行のそれぞれのモー ドが調べられ、その中で利用可能な最初のモードが選択されます(つまり、使 用可能なメモリで動作する最初のモード等)。有効であり、同じディメンジョ ンを持つ他のモードも使用されます。それ以外のモードは無視されます。

XF86Config ファイルの Device セクションで現在サポー トされているキーワードを以下に示します:

VideoRAM

1024 または 2048 (``3MB'' の Orchid P9000 カー ドでは 2048 を使ってください)

ChipSet

"vipervlb", "viperpci", "orchid_p9000" のいずれか

MemBase

Viper VLB:

0xA0000000, 0x20000000, 0x80000000 のいずれか (指定がなければ 0x80000000 がデフォルト値です)

Orchid P9000:

0xC0000000, 0xD0000000, 0xE0000000 のいずれか (この指定はジャンパに合わせて行わなければ「なりません」)

Viper PCI:

PCIDUMP.EXE の出力に対応する任意の値

IOBase

Viper PCI:

PCIDUMP.EXE の出力に対応する任意の値

その他のカード:

未使用

Clocks

使用するモードの項目で使うクロック値に対応する、 25 から 135 までの任意の数値。現在はこの行は無視され、クロック値は自動 的に合わせられるようになりました。

Option

"sw_cursor"

ソフトウェアカーソルを使用します

"vram_128"

128Kx8 SIMM の構成で 1024K の VRAM が載っている場合に使います

"sync_on_green"

グリーン信号上に同期信号を生成します。ほとんど(全て?)の P9000 ベースは、 この機能をサポートしていません。

"noaccel"

ハードウェアアクセラレーションが問題が起す場合に、これを無効にします

Modes

ほとんど全ての有効なモード(この値は水平方向の 解像度を制約するので、水平方向の解像度にはどんな値でも使えるわけではあ りません)

XF86Config の Display セクションで現在サポートされているキー ワードを以下に示します:
Depth

8:

256 色用の 8bpp を使います(デフォルト)

15 または 16:

6万5千 色まで使える 16bpp を使います

24 または 32:

1600万色まで使える 32bpp(sparse 24 bpp) を使います

Weight

Depth の値が 15 から 16 ならば 555 か 565 です。 そうでない場合、この値は無視されます。この数字は 1 つのピクセルに割り 当てられる赤、緑、青のビット数です(デフォルト値は 565です)

Viper VLB 用の XF86Config の例の一部を以下に示します:
Section "Device"
    Identifier "ViperVLB"
    VendorName "Diamond"
    BoardName "Viper VLB"
    Videoram 2048                        # This is mandatory
    Membase 0x80000000                   # This is mandatory on non-ViperVLB's
    IOBase  0xe000                       # Use this ONLY on ViperPCI's
EndSection

Section "Screen"
    Driver "accel"
    Device "ViperVLB"
    Monitor "NEC4FGe"
    Subsection "Display"
        Depth 8   # This line is optional
        Modes "1024x768" "800x600"
    EndSubsection
EndSection


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