LCD がアクティブならば、CRT 出力は必ず 1024x768(あるいは「物理的な」 LCD のサイズ)となり、これより小さいモードの出力は拡大されて LCD のサイ ズに合わせられます。ただし、Device セクションで Option "lcd_center" を 指定した場合はその限りではありません。
この物理サイズ(例: 1024x768)モードに対するピクセルクロック値は以下のよ うになります:
LCD がアクティブで「ない」場合、通常のモード行とピクセルクロック値が VGA 出力に対して用いられます。
Fn-F5 で出力先を切替えても、X サーバはそのことが分からず、ピクセルクロッ ク値や他の設定が間違った状態になってしまいます。ですから、出力先を切替 えた「後」にモードの切替えを行う必要があります。そうすると、サーバはど ちらの出力先がアクティブかをチェックし、正しいクロック値などを選択しま す。したがって、出力先を切替えるお勧めのキーシーケンスは次のようになり ます:
Fn-F5 Ctrl-Alt-Plus Ctrl-Alt-Minus
これできっとうまく行くでしょう。
東芝のノート PC のキーボードでは、まず Ctrl-Alt を押しておき、これに加 えて `Fn' も押し、その後で Plus/Minus を押すとよいでしょう。こうするこ とにより、モード切替えの時に数値キーを明示的に有効/無効にする必要がな くなります。