GCC バージョン 2.8.0 では Open Server がサポートされています。以下の指 定を使って configure を行いましょう:
./configure i486-sco3.2v5.0
gcc を修正する必要は全くありません。Open Server 5 では全く問題なしにコ ンパイルできます。
XFree86 は自動的に SCO Open Server 5.0 を認識します。
make World
を行う際に BOOTSTRAPCFLAGS
を指定する必要
はありません。make World
の最初の方で
BOOTSTRAPCFLAGS
に関するウォーニングメッセージが出ますが、無
視して構いません。
site.def/xf86site.def
'' をうまく調整します。gcc が使えるならば使いましょう。XFree は DevSys の cc でもコンパイルで きるはずですが、GCC の最適化の方が優れていますし、動作が保証されていま す。
ftp://ftp.smli.com/pub/tcl
から入手することができます。
HasSVR3mmapDrv
を有効にしては いけません。
Open Server 5 は mmap() を完全にサポートしており、これがフレームバッファ
に直接アクセスするために使われます。
ForceNormalLib
に NO
を設定してくださ
い。これを行うと、ELF 版のライブラリしか構築されません。
``sco5.cf
'' ではデフォルトでこれに YES
を設定してい
るので、``xf86site.def
'' で明示的に NO
を指定しなけ
ればなりません。ディスク節約のため、全てのバイナリが ELF モードでコン
パイルされます。