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5. Solaris x86 で XFree86 を実行する際の注意

  1. 仮想端末デバイスを作成していない場合には、X サーバを動作させる端 末デバイスを指定する必要があります。正しいデバイスは vt00 なので、 xinit コマンドは次のようになるでしょう:

                    xinit -- vt00
    
    仮想端末デバイスを作成した場合には、X サーバを動作させる仮想端末を指定 する必要はありません。

    XF86Setup を実行できるようにするためには、少なくとも /dev/vt01 を作成 しなければなりません。そうでない場合、XF86Setup は起動できないでしょう。

  2. Solaris の場合、たぶん LD_LIBRARY_PATH に /usr/X11R6/lib:/usr/openwin/lib:/usr/dt/lib を設定しておくと よいでしょう。/usr/X11R6/lib を含めておく必要はたぶんありませ んが、問題になることもないでしょう :-)

    LD_LIBRARY_PATH に /usr/openwin/lib を含めることは必要です。 というのも、Sun が提供しているバイナリの一部はコンパイル時に LD_RUN_PATH が適切に設定されていないからです。

    Motif や CDE のアプリケーションでも、LD_LIBRARY_PATH に /usr/dt/lib が必要かもしれません。

  3. Xqueue は Solaris ではサポートされていません。Xqueue を使う ことはできますが、カーネル内にドライバが無いようです。(要確認)

  4. Solaris で xdm を使いたければ、テンポラリディレクトリで shar 形式のファイル /usr/X11R6/lib/X11/etc/XdmConf.svr4 から ファイルを展開してください。README ファイルに、それぞれのファ イルのインストール先が書いてあります。それぞれのファイルには必ず目を通 し、必要に応じてサイト固有の修正を行ってください。


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