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1. ドライバ:

Video7 ドライバは Headland Technologies 製 HT216-32 チップだけでしかテ ストされていません。しかし、他の Video 7/Headland Technologies 製チッ プでもきっと動作するでしょう。

video7 ドライバの現在の実装では、シングルバンクモードしかサポートして いません(このモードは性能が落ちることがあります)し、異なる video7 系チッ プの区別は行っていません。

また、現在の実装ではメモリの検出も行いません。したがって、 XF86Config ファイルで以下の指定を行わなければなりません:

        Videoram XXX
ここで XXX はカードに載っている RAM の量です。カードのほとんどは少なく とも 512k はメモリがあるので、最初はこの値を使うとよいでしょう。

また、XFree86 のクロック検出機能もうまくクロックを取得できないようです。 筆者が調べたドキュメント(vgadoc3)には、XF86Config ファイルの Clocks 行 に以下の値を使うように書いてありました。

        Clocks        25.175 28.322 30.000 32.514 34.000 36.000 38.000 40.000
800x600 モードで使うドットクロック値は、36 や 40 ではなく 38 にします。 このことは XF86Config のほとんどのサンプルや modeDB.txt で述べられています。これは BIOS モード(0x69)で使わ れる値のようです。BIOS モードは 800x600, 256 色です。


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