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- 上記の既知の問題への対応。
- アクセラレーションルーチンの追加と一般的な性能の向上。既存のアク
セラレーションルーチンの多くは、アーキテクチャ的に XGA とは全く異なる
グラフィックスチップをサポートしている他のサーバの既存のルーチンをいい
加減に書き直したものであり、明らかに最適とは程遠いものです。特に、クラ
フィックスコンテクストを設定するための操作ごとの一般的なオーバーヘッド
の中には、ValidateGC() ルーチンに移動させるべきものもあります。
- ハードウェアカーソルの完全なサポート。コードの大部分はできていま
す(あるいは他のサーバからもらってきています)。残っているのは、設定コー
ドを少し書くことと、デバッグや色々な組合せを試すための時間を見つけるこ
とだけです。
- Graphite Pro の 84 ピン RAMDAC のサポート(2MB 版の Graphite Pro
には両方の RAMDAC があり、1MB には 44 ピンの RAMDAC しかありません)。
現在は 84 ピンの RAMDAC は倍速クロックの pixmux モードでしかサポートさ
れておらず、サーバはビデオモードで必要とされるように RAMDAC の切り替え
を行います。8bpp より大きいモードではこの切り替えは起こりません。
- ハードウェア検出の実装を増やす。この作業は困難かもしれません。
というのも、AGX チップは VESA の VXE POS レジスタをサポートしているに
もかかわらず、AGX ベースのベンダの一部(全て?)はこれを実装していないよ
うだからです(VXE 準拠だと言っているベンダはありますが…)。AGX チップに
はリビジョンやベンダを表すレジスタがいくつかありますが、これはドキュメ
ントには載っていません。注意: SuperProbe も AGX/XGA の検出はサポートし
ていません。XGA チップに対しては ISA の POS 検出がサポートされており、
EISA の POS の検出のコードも入っていますが、テストは行われていません。
- 細かい最適化。特に、完全に一般化する必要が無い特殊な場合のうち、
よく現われるものに対する処理のオーバーヘッドの削減
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