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4. バグと機能制限
一部の古いチップセットにおいては、「scratchpad size」を調べた直後にド ライバが不正な命令を出すことがあります。このような場合には、
XF86_SVGA -probeonly -verbose
の出力結果を添えて hecker@cat.dfrc.nasa.gov 宛に電子メールを送ってください。 そうすればきっと修正されると思います。
指定できるモード行の値には制限があります。特に、最初の2つの垂直タイミ ング(例えば 640 656, 1024, 1048)の差は少なくとも16、かつ多くとも24でな ければなりません。 XFree86 3.3.4 ではモード行の値は使われません。というのも、レジスタのロー ドに使われる静的配列があるからです。モード行は特定の解像度が要求されて いることだけを識別します。1280x768 までの標準の VESA モードがサポート されています。もっと具体的な情報については、ソースコードを調べてくださ い。
4色のサーバでは VGA バンクモードが使われるため動作が遅いです。さらに、 XF86Setup から動作させることはできません。これはタイミングの制限のため だと思われます。
3.3.4 のサーバは時々マシンを完全にハングさせてしまう
かもしれません
。 このサーバは twm を使っている BSD プラットフォームでは安定していると報 告されています。wm をウィンドウマネージャとして使っている Linux (Debian ベース)で 800x600 より大きい解像度を使うとクラッシュしました。 最も安全な方法は、3.3.4 のサーバを使うのをやめて 3.3.3.1 のサーバを使 うことです。この問題を解決し、バージョン 4.x のリリースではもっと頑健 なサーバを提供することを目指して努力が続けられています。
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