Trident ドライバーは XFree86 3.3.3 のリリースを前に、すこしばかり 開発作業が進められました。この作業により、最初のひとつを除けば すべての Trident SVGA チップセットがカラーおよびモノクロのサーバーの 両方でサポートされるようになりました。
8800CS 8200LX 8900B 8900C 8900CL/D 9000 9000i 9100B 9200CXr 9320LCD 9400CXi 9420 9420DGi 9430DGi 9440AGi 9660XGi 9680 ProVidia9682 ProVidia9685 Cyber9382 Cyber9385 Cyber9385-1 Cyber9388 Cyber9397 Cyber9520 Cyber9525 3DImage975(PCI) 3DImage975(AGP) 3DImage985(AGP) Blade3D CyberBladeサーバーは 9000i チップセットを 9000 として扱います。注意して下さい。 また 9100B は Trident 8900CL として扱われます。従って、
XF86Config
ファイル中で
`Chipset "tvga8900cl"
' または
`Chipset "tvga9000"
' のどちらを設定しても結果は同じです。
注:
"accel"
オプション (下記参照) の指定によって有効にできます。リニアマッピングの無効化
リニアマッピングの強制使用。非 PCI なカードで 16bpp 以上のモード を使用する必要がある場合にこのオプションを使うと良いでしょう。 注: ISA カードは 16MB までのメモリーにしかアクセスできません。 このため、システムにそれ以下のメモリーしか存在していないことを 確認してください。さもなければシステムハングの可能性があります。
リニアフレームバッファーの開始アドレスを指定するために使用します。 標準では VLBus/EISA のカードの場合 60MB に位置します。 8900CL/D の場合には 15MB です。
このオプションはメモリーマップド入出力 (MMIO) サポートを無効にします。 標準ではアクセラレーションが有効にされると MMIO も有効になります。 MMIO を無効にされた場合、アクセラレーションはうまく動作しません。
PCI バースト読み出しモードを有効にします。
PCI バースト書き込みモードを有効にします。
(読み出しおよび書き込みの) PCI バースト機能を有効にします。
(読み出しおよび書き込みの) PCI バースト機能を無効にします。
注: TGUI9440 カードに対しては、グラフィックアクセラレータの 調子を崩すからという理由で、標準設定では現在 PCI バーストモード を OFF にしてあります。性能向上のためにこの機能を再び有効にする ことは可能です。その他のすべての PCI/AGP カードについては標準で PCI バーストモードを ON にしています。
プログラマブルクロックを有効にします。これは TGUI の標準設定です。
プログラマブルクロックを無効にし、VGA の固定クロックだけを使用します。 通常 SVGA ではなく VGA のためのモニターとして使用される固定周波数型の モニターを使用する場合に有効です。
XAA アクセラレーションを無効にします。
Cyber9388/9397 に対するアクセラレータ機能を有効にします。
色調拡大機能を無効にします。
Cyber938x ベースのチップに対して LCD ストレッチ機能を無効にします。
Cyber938x ベースのチップに対して LCD センタリング機能を有効にします。
シャドウレジスターを有効にします。ある種の Cyber チップセット (ラップトップマシン) ではこのオプションが必要です。
メモリークロックの周波数をもともとの標準設定から 66MHz に 変更します。このオプションは描画速度を劇的に改善しますが、 ビデオカードを損傷する可能性もあるので自分でリスクを判断して 使ってください。もし画面に雪のようなノイズが現れたら、無効に してください。このオプションは 9440 上でのみテスト済みです。
最初の Trident チップセットである 8800BR は、カラーまたはモノクロのサーバーの どちらにも SVGA チップセットとしてはサポートされていません。ただし、モノクロ サーバーの ``generic'' ドライバーによってサポートされています。