XFree86 4.0 は XFree86 の ftp サーバや、この サーバのミラーサーバにあります。今回のリリースのバイナリ配布物の入手と インストールについては インストールに関する文書 に書かれています。ソースの入手方法は後述します。
バージョン 4.0 のソースコードは 3 つの tarball に分けられていま
す(X400src-1.tgz
, X400src-2.tgz
,
X400src-3.tgz
)。最初の tarball には
フォントと X11 一般の文書以外の全てのものが入っています。既にフォント
を揃えているのであれば、この tarball さえがあれば XFree86 を構築できま
す。2 つめの tarball にはフォントと X11 一般の文書のソースが入っていま
す。3 つめの tarball には印刷用の形式の X11 一般の文書が入っています。
バージョン 3.9.18 に対するソースパッチもあります。
大きすぎるので、このパッチは 2 つに分けてあります。
パッチファイルは 3.9.18-4.0.diff1.gz
と
3.9.18-4.0.diff2.gz
です。
このパッチはバージョン 3.9.18 の手を加えていないソースツリーに
当てなければなりません。また xc/
ディレクトリがある
ディレクトリから適用します。このパッチは以下のようにして当てます:
gunzip < 3.9.18-4.0.diff1.gz | patch -p0 -E
gunzip < 3.9.18-4.0.diff2.gz | patch -p0 -E
配布物の contrib の部分はメインのソースツリーに取り込まれました。した がって、配布物と別に存在する tarball を入手する必要はもうありません。
XFree86 の文書を整形するには最新版の doctools パッケージが必要です。
doctools-1.1.2.tgz
という名前で入手できます。