次のページ 前のページ 目次へ

3. モード に関する議論

256 色アクセラレータドライバはビデオメモリ内の 16k バイト、ハードウェア カーソルは 1K バイト ('6X では 2K バイト) を作業領域に使います。

古いチップで 特に BitBlt を描画用のビデオメモリ幅が小さい場合に使用したとき、より高い ドットクロック周波数はグラフィック操作の性能に否定的な効果を及ぼします (542x/3x/46 チップでは周波数は起動時に表示されます) 。 542x/3x チップでは、標準の MCLK の設定 (0x1c) と 32-ビットメモリ インターフェースを使用したとき、65 MHz のドットクロックでの性能 は 25 MHz のドットクロック時の性能の半分になる場合があります。メモリ幅が 少ないとき、とても遅く感じたらドットクロックを最も遅い容認できる値にし てみてください。例えば高い再描画速度 ( 50MHz のドットクロック) を使って 14" 又は 15" のモニターに大きな仮想画面で 800x600 の画面を 表示するのはそんなに悪くありません。

2M のメモリを積んだ 5434 を基にしたカードは高いドットクロックと相性が良 く、542x シリーズに比べ DRAM 幅は基本的に 2 倍あります。又、543x チップ の類は使用可能な DRAM 幅が一段と効果的に確保できます。544x でも同様です。


次のページ 前のページ 目次へ