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1. 新しいことがら

1999 年 7 月 12 日

DG は /usr/lib/tcpip.so にあるストリームのバグを修正しました(後述)。 7 月 25 日のソース時点での問題回避のコードは削除されました。筆者は DG より、DGUX では BSD ソケットの方が SVR4 ネイティブの STREAMS より高性 能であると聞きました。R4.20MU06 から DG/ux は正しい tcpip.so を持って います(STREAMS にバグがない)。MU05, MU04 をお使いで、何らかの理由によ り STREAMS が絶対必要ならば、DG に連絡して修正済みの /usr/lib/tcpip.so をもらいましょう(MU04,5 へのパッチです)。

現時点では DG/ux には sysi86 システムコールと SYSI86IOPL の定義があり ません(SYSI86IOPL の定義は <sys/sysi86.h> にありますが、UNIXWARE の定義に守られています。UNIXWARE の定義は当然、DG/ux には適用できませ ん)。このヘッダが単純に -DDGUX を指定することで適用されるようになり、 かつ _sysi86 と sysi86 サブルーチンが libc(あるいはその他の追加ライブ ラリ)に加えらるまでは、DG_NO_SYSI86 に 1 を定義しなければなりません。 DG がこのような修正を行えば、(構築前に!)手動でファイル xc/programs/Xserver/hw/xfree86/SuperProbe/OS_DGUX.c, xc/programs/Xserver/hw/xfree86/etc/scanpci.c, xc/programs/Xserver/hw/xfree86/os-support/dgux/dgux_video.c を編集し、DG_NO_SYSI86 フラグを 1 から 0 に変えることにより取り消す必 要があります。

1999 年 7 月 25 日

大きなバグはこのリリースで修正されました。バグにより DG/ux の STREAMS インタフェースが壊れていたため、サーバはポート 6000(= 0x1770) ではなく 0x7017 を監視していました。3.3.3.1 と 3.3.3 に含まれていた全てのバイナ リはローカル(プログラムをサーバと同じマシンで動かした場合)、では動きま すがリモートでは動きません。なぜならこれらはポート 28365 に接 続しようとする Xlib を使っているからです。リモートでも動作するようにし たければ、再コンパイルが必要です! 最初にこれに気づかせてくれた Steve さんに感謝しますが、その後忙しすぎ て詳しく見ることができませんでした…。多分やらなければならなかったので しょうが…。

ioctl ではなくソケットを使うようにしました。 しかし STREAMS の修正とテストも行いました。

これは実は DG/ux の問題であることをわからせてくれた David さんに感謝し ます。

筆者は、苦労して gdb-4.17/8 と ddd (gdb の X インタフェース)の移植 も行いました。これは X サーバが生成したコアファイルのトレース結果を筆 者に送れるようにするためのもので、 pub/XFree86/3.3.5/binaries/DGUX-ix86/GDB_BETA にあります(バイナリとソー スの両方)。コマンド

  gdb /usr/X11R6/bin/X location of core/core
  gdb: where
を実行し、その表示結果を筆者に送ってください。(X サーバの実行ファイル は /usr/X11R6.3/bin にあるものとしています。)

3.3.3.1 より: いくつかのバグが修正されました。この公式リリースパッチで DG/ux がサポートされるようになりました。全ての設定は xc/config/cf/DGUX.cf と xf86site.def にあります。また、Imake は DGUX OS を(リリースバージョンも含めて)自動検出します(David Dawes に感 謝)。したがって、ただ "make World" するだけで ix86 用の DG/ux を構築で きます。普通の構築手順は、("xc" ツリーの展開とパッチ当てを行った後に) xc/config/cf に行き、ファイル xf86site.def を site.def にコピーし、 DGUX.cf, site.def を編集して必要な変更を全て行うというものです。

3.3.5 での ProjectRoot のデフォルト値は /usr/X11R6 です(DGUX.cf で特別 にこの値を設定している場合は除きます。筆者は /usr/X11R6.3 にしています し、読者の皆さんが好きな値を設定していることもあるでしょう)。

1998 年 12 月 1 日。 重要: README-GCC-2.8.1 ファイルを読んでください。 X11R6.3 を DGUX で構築するには、GCC のバージョン 2.8.1 が推奨されます。 既に gcc-2.8.1 をお使いであれば、gcc コンパイラに関する以下の古い 説明は無視して構いません。


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