次のページ
前のページ
目次へ
- XFree86-3.3.2 のリリース後に発見されたいくつかのバッファ溢れに関する
問題を修正しました。
- DISPLAY 変数の正しさのチェック
- X 接続のハイジャックを防止する仕掛け (/tmp/.X11-unix のスティッキービット)
これは単に一時的かつ部分的な解決方法であり、またある種の SYSV ベース
の OS (例えば Solaris 2.x) 上では、まったく役に立たないということに
注意してください。
- 初期化していない変数を使うという LBX に関する重大なバグを修正しました。
- XKB を (latin2 のような) ある種のロケールで使用した時に問題を起こす
Xlib のバグを修正し、また iso8859-15 に対するサポートを追加して
iso8859-15 の基本的なフォントをいくつか含めました。
- 10 以上のモードを扱えるよう xf86config を修正し、
XFCom / XBF サーバについても考慮しました。
- xterm について多くの変更があります。
ソースファイル中の xterm.log.html を参照してください。
- Riva128 上で多くの色深度と高いドットクロックを使用した場合の問題点を
修正しました。
- S3 カードを使用する際、ボード上の S3 チップを無効にした場合に生じる
S3 ドライバの問題を修正しました。
- 高解像度時の Cirrus 5480 についての問題と、546x で BitBLT エンジンを
使用した際に生じるジッターの問題を修正しました。
- Tseng ドライバに関するクロック制限の問題を修正しました。
- ViRGE チップに関するロックアップの問題を修正しました。
- Mach64 X サーバのビデオ FIFO 時間調整計算を改善しました。
- Mach64 X サーバのフォントレンダリングコードにあったバグを修正しました。
- Mach64 X サーバの終了時に発生した VGA フォント復元に関するバグを
修正しました。
- XF68_FBDev に関するいくつかの問題を修正しました。
- S3 Trio64V+ に関する間違ったクロック制限の問題を修正しました。
- cfb および vga コード中の一般的なレンダリングエラーを修正しました。
- MGA ドライバにおけるテキスト復元問題を修正し、
高解像度 32bpp モードの表示を改善しました。
24bpp および 32bpp モードでの表示に関する問題を修正しました。
特定の MGA チップセット上でのメモリー検出を無効にしました。
最大 blit サイズを修正しました。 Mystique 上での sync on green
を修正しました。
- visual が多すぎると Xnest がクラッシュする問題を修正しました。
- 64bit アーキテクチャに対応するよう修正しました。
- S3V サーバのカーソルに関するバグを修正しました。
- C&T チップセット上でのメモリー検出、最高ドットクロック検出、
および DPMS 表示オフなどの問題を修正しました。
- cirrus ドライバを改良し、 CLGD755x 上の LCD 検出問題、
二重マウスバグおよびブランキングバグを修正しました。
- -quiet フラッグに関するいくつかの問題 (ある種の変数が初期化されない)
を修正しました。
- SuperProbe は、非 PCI バス接続の場合を除いて、
C&T HiQV チップを正しく検出できるようになりました。
この場合、SuperProbe に "-no_bios" オプションを付けることで
検出できるようになります。
- C&T チップセットは特定の状況に発生するいくつかの小さな問題を
避けるため、標準ではソフトウェアカーソルを使用します。
XF86Config に "hw_cursor" オプションを追加することによって
従来どおりハードウェアカーソルを使用することも可能です。
- EGC サーバは Linux/98 上で動作するようになりました。
また XF98Setup も使用可能です。
- Linux/98 上の MGA サーバにおける、仮想端末の切り換えの問題を修正しました。
- Cyrix MediaGX ベースのマザーボードに対する新しいドライバが
追加されました。
- Rendition V1000 および V2x00 チップセットに対する
(アクセラレータ非対応の) 新しいドライバが追加されました。
- Weitek P9100 ベースのカードに対する新しいドライバが追加されました。
- SiS 5597/98 および SiS 6326 に対する新しいドライバが追加されました。
また SiS 6215 および 6225 を 6205 として扱うようになりました。
- (IBM RAMDAC と共に) GLINT 500TX および MX, Permedia, Permedia 2
および Permedia 2v を使用する 3Dlabs ベースのカードに対する新しい
ドライバが追加されました。
- Matrox G100 および G200 ベースのカードに対するサポートが
MGA ドライバに追加されました。
- C&T 69000 に対するサポートが追加され、
また 65550 以降での 32bpp 表示が可能になりました。
- NeoMagic 社製のノートブック PC 用チップセットがサポートされました。
- EPSON SPC8110 がサポートされました。
- NVidia Riva TNT がサポートされました。
- Trident Image975, Image985, Cyber9397, Cyber9388 について
アクセラレータ対応コードが追加されました。
(訳注: Cyber 系の対応はまだ不完全なため、標準では無効にされました。)
- 新しい ATI Rage Pro, VT4 および Rage IIC ベースのカードに対する
サポートが追加されました。
- 24-plane TGA がサポートされました。
- DECnet transport を使用可能な Linux 上で XFree86 を構築するための
Config がサポートされました。
- FreeBSD/ELF 上での XFree86 構築がサポートされました。
- Linux/x86 上での vesafb がサポートされました。
- LynxOS 3.0 がサポートされました。
- SuperProbe がアップデートされました。
- AceCad ADVANCEDigitizer, MicroTouch TouchPen, SGI dial box に
対する新しい XInput ドライバが追加されました。
- ローカルのフォントディレクトリが追加されました。
ここに挙げられている問題は、リリース時に判明していたものです。最新の情報は
XFree86 FAQ を参照して
ください。
- Cirrus 製ラップトップ用チップセットの一部(75xx)で問題が起きます。
このチップセットのドライバがうまく動作している人もいますが、ちゃんと
使えていない人もいます。該当する機器について誰かが問題を確認するまで、
これらの問題が修正される見込みはありません。
この問題解決について作業したい場合は、我々に連絡をしてください。
我々はテスターではなく問題を修正してくれる方たちを必要としています。
- Trident 製ラップトップ用チップセットの一部で問題が起きます。
このチップセットのドライバを曲りなりにも使えている人もいますが、
まったく使えない人もいます。該当する機器について誰かが問題を確認する
まで、これらの問題が修正される見込みはありません。
この問題解決について作業したい場合は、我々に連絡をしてください。
我々はテスターではなく問題を修正してくれる方たちを必要としています。
- 新規にサポートされたチップには SuperProbe コマンドによって検出できない
ものがあります。現在のところ、特に最近になってサポートされたチップに
ついては、SuperProbe による検出結果よりも、適切に設定された XF86Config
を (おそらく "-probeonly" オプションと共に) 使用した X サーバ自身に
よる検出結果のほうが信頼できると言えます。
SuperProbe のコードデザインを改良することに興味があるなら、
XFree86 の「開発者チーム」に参加してください。
次のページ
前のページ
目次へ