このマウスは XFree86 3.3 からサポートされています。しかし、3.3.2 以降
で対応が少し変わりました。具体的には、ホイールの動作が Z 軸の動きとして
認識されます。この動作は XFree86 3.3 とは互換ではありませんが、
ホイールやローラーが付いた他のマウスのサポートとは統一が取れています。
ホイールの動作を 3.3 と同様にしたい場合は、前述の新オプション
"ZAxisMapping"
を指定してください。
IntelliMouse は PnP COM デバイス仕様をサポートしています。
このマウスをシリアルデバイスとして使うには、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" または "IntelliMouse" Device "/dev/xxxx" (xxxx はシリアルポート)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "IMPS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして使うけれど、OS が PS/2 マウスの初期化 をサポートしていない場合には、以下の指定を行ってください(この場合には ホイールは動作しないでしょう):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスの下には、きれいな赤い光を発する光学センサが付いています。 このマウスには 5 つのボタンと 1 つのホイールがあり、PS/2 マウスとして も USB マウスとしても使えるアダプタが付属しています。
このマウスを PS/2 デバイスとして使い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "IMPS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして使うけれど、OS が PS/2 マウスの初期化 をサポートしていない場合には、以下の指定を行ってください(この場合には ホイールは使えないでしょう):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして使い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサ ポートしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを USB デバイスとして使い、OS が汎用 HID プロトコルをサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "usb" Device "/dev/uhidx" (x は USB のデバイス番号)
このマウスを USB デバイスとして使い、OS がマウスの自動検出をサポートし ている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は USB マウスのデバイス)
このマウスには4つボタンが付いています。Thinking Mouse は PnP COM デバ イス仕様をサポートしています。
このマウスをシリアルデバイスとして用いるには、以下の指定を行ってくださ い:
Protocol "Auto" または "ThinkingMouse" Device "/dev/xxxx" (xxxx はシリアルポート)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "ThinkingMousePS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしていない場合には、以下の指定を行ってください(3番目と4番目のボタン は、1 番目と2番目のボタンとして動作します):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスにはボタン4つとローラーが付いています。ローラーの動作は Z 軸 の動きとして認識されます。
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "NetScrollPS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしていない場合には、以下の指定を行ってください(ローラーと4番目のボタ ンは動作しないでしょう):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
この両者には、ホイールやローラーのように使える「マジックボタン(magic button)」が付いています。「マジックボタン」の動作は Z 軸の動きとして識別 されます。NetMouse Pro は NetMouse とほぼ同じですが、左手側に3番目のボ タンが付いている点が異なります。
NetMouse と NetMouse Pro は PnP COM デバイス仕様をサポートしています。 シリアルマウスとして使う時には、MS 製 IntelliMouse と互換です。
これらのマウスをシリアルマウスとして使う場合には、以下の指定を行ってく ださい:
Protocol "Auto" または "IntelliMouse" Device "/dev/xxxx" (xxxx はシリアルポート)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "NetMousePS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしていない場合には、以下の指定を行ってください(「マジックボタン」と3 番目のボタンは動作しないでしょう):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このパッドデバイスのシリアル版は XFree86 3.2 からサポートされています。 「タッピング(tapping)」動作は、4番目のボタンを押したものとして扱われま す。(個人的な意見では、GlidePoint を他社のパッドと同じように動作させる ため、4番目のボタンは、必ず1番目のボタンにマップすべきです。)
このパッドをシリアルデバイスとして使うには、以下の指定を行ってください:
Protocol "GlidePoint" Device "/dev/xxxx" (xxxx はシリアルポート)
このパッドを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "GlidePointPS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしていない場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスは Genius の OEM のように見えます。形状は全く違うものの、 動作は Genius NetMouse Pro と同じです。このマウスにはホイールやローラー のように使える「ノブ」が付いています。この「ノブ」の動作は、Z 軸の動き として認識されます。
MieMouse は PnP COM デバイス仕様をサポートしています。シリアルマウスと して使うときには MS 製 IntelliMouse と互換です。
このマウスをシリアルデバイスとして使うには、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" または "IntelliMouse" Device "/dev/xxxx" (xxxx はシリアルポート)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "NetMousePS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしていない場合には、以下の指定を行ってください(この場合には「ノブ」 と3番目のボタンは動作しないでしょう):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
MouseMan+ には、上面にボタン2つ、側面にボタン1つ、ローラーが付いていま す。FirstMouse+ にはボタン2つとローラーが付いています。ローラーの動作 は Z 軸の動きとして認識されます。また、ローラーは3番目のボタンとしても 動作します。側面のボタンは4番目のボタンとして認識されます。
MouseMan+ と FirstMouse+ は PnP COM デバイス仕様をサポートしています。 シリアルマウスとして使う時には、MS 製 IntelliMouse と互換です。
これらのマウスをシリアルマウスとして使う場合には、以下の指定を行ってく ださい:
Protocol "Auto" または "IntelliMouse" Device "/dev/xxxx" (xxxx はシリアルポート)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "MouseManPlusPS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 デバイスとして用い、OS が PS/2 マウスの初期化をサポー トしていない場合には、以下の指定を行ってください(ホイールと4番目の ボタンは動作しないでしょう):
Protocol "PS/2" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
このマウスを PS/2 マウスとして用い、OS が PS/2 マウスの自動検出をサポー トしている場合には、以下の指定を行ってください:
Protocol "Auto" Device "/dev/xxxx" (xxxx は PS/2 マウスデバイス)
$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/mouse.sgml,v 1.1.2.14 1999/12/10 12:38:21 hohndel Exp $