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5. XF86Config のオプション

XF86Config ファイルの Pointer では、以下の新しいオプ ションが使えるようになりました。

5.1 Buttons

このオプションは、マウスのボタン数を X サーバに指示します。ボタンの正 しい数を確実に自動検出できる方法は、現在のところ存在しません。このオ プションは X サーバがボタンの数を得る唯一の方法です。デフォルト値は 3 です。

後述の ZAxisMapping オプションを使って Z 軸の移動をボタンイベ ントに割り当てようとする場合、その分のボタン数も数に含める必要がありま す。

        Buttons N

5.2 ZAxisMappping

このオプションは Z 軸(ホイール)の動きをボタン2つ、あるいは別の軸にマッ プします。

        ZAxisMapping X
        ZAxisMapping Y
        ZAxisMapping N M

最初の例は、Z 軸の動きを X 軸の動きにマップするものです。ユーザが ホイールやローラーを動かすと、その動作は X 軸の動きとして通知されます。 ホイールやローラーが止まっているときは、実際の X 軸の動きはそのまま通知 されます。 最後の例は Z 軸方向の負の動きをボタン N にマップし、正の動き をボタン Mにマップするものです。ボタン N, M が実際にマウスに付いているのにこのオプションを使った場合、 X サーバはボタンの動作を検出しません。

現在、このオプションは XF86Setup プログラムでは設定できません。 XF86Configファイルを手で修正して、このオプションを追加する必 要があります。

5.3 Resolution

以下のオプションを指定すると、マウスデバイスの解像度が 1 インチあたり N カウントに設定されます。ただし、これは指定が有効な場合に限 ります。

        Resolution N

このオプションは、必ずしも全てのマウスと OS がサポートしているわけでは ありません。このオプションは XF86Setup プログラムで設定可能で す。


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