段階的ガイド

XFree86 の設定について
David Wexelblat と XFree86 Project, Inc

目次:

  1. 概要
  2. 手順概要
  3. 正しい標準サーバーの設定
  4. XF86Config の易しい部分
  5. ビデオボードの設定について
  6. モニターとそのモードの設定について
  7. ビデオボードとモニターデータの組み合わせについて
  8. 汎用ビデオモードについて

  1. 概要
  2. この文書は XFree86 サーバーをどうやって設定するかについてと、XF86Config フ ァイルを機器構成に一致させる事について書いています。この文書の手順どおりに 作業すれば、問題無くサーバーが準備でき、すぐに実行できるようになります。

    この文書は汎用になるように設計されています。設定対象 OS 固有の README ファ イル(例えば、README.SVR4 )と、設定対象ビデオカード/チップセット固有の README ファイル(例えば、README.trident )を必ず参照して下さい。これら固有 のファイルと汎用になっているファイルとで矛盾を生じる場合は(全部の場合がそ うであるとは限りませんが)、固有のファイルの手順に従って下さい。


  3. 手順概要
  4. 準備と実行は2つの段階で行ないます。まず最初に、使用したい適切なサーバーを 選択して、初期値のまま設定します。次に、XF86Config ファイルを設定します。 このファイルはサーバーに、画面指示装置(例えば、マウスやトラックボール)、 ビデオカードやモニター等、その他少しの機器について設定するものです。

    XF86Config ファイルはいくつかの項目で構成されています。これらの手続きはそ れぞれの部分を書き込むことで、自然に導いてくれるでしょう。 /usr/X11R6/lib/X11/XF86Config.sample という、初期値のサンプルとして XF86Config ファイルがあります。このファイルを /usr/X11R6/lib/X11/XF86Config にコピーして設定対象機器構成に固有な部分を修 正して下さい。XF86Config(4 章 / 5 章)のオンラインマニュアルに XF86Config ファイルの中身とオプションの詳細が書かれてます。お手元の XF86Config ファイルを書き込むために、オンラインマニュアルを通読して下さ い。

    XF86Config ファイルの項目は次の通りです。 :

    Files
    標準フォントとRGB データベースのパスを設定します。

    Server Flags
    一般的なサーバーの少量のオプションを設定します。 これ らについて勉強したい場合は、 オンラインマニュアルを参照して下さい。

    Keyboard
    一般的なサーバーの少量のオプションを設定します。これらについて勉強し たい場合は、オンラインマニュアルを参照して下さい。

    Pointer
    画面指示装置を設定します。少量のオプションパラメータを設定します。

    Monitor
    サーバーに対してモニター(複数)を記述します。

    Graphics Device
    サーバーに対してビデオカードを記述します。

    Screen
    モニターとビデオカードどのように使用するべきか記述します。


  5. 正しい標準サーバーの設定
  6. 標準サーバーの名前は /usr/X11R6/bin/X です。/usr/X11R6/bin/X は /usr/X11R6/bin/ にある特定のサーバーのバイナリファイルである XF86_xxxx の リンクファイルです。 X が使いたいサーバーのリンクファイルになっているか確 認して下さい。正しいリンクファイルになっていないときは、X を削除して正しい サーバーの新しいリンクファイルを作って下さい。サーバーのバイナリファイルは 次の通りです。:

    XF86_SVGA:
    Super-VGA サーバー。 Cirrus 542{0,2,4,6,8,9}、543{0,4} とWestern Digital 90C3{1,3} のチップセット対応のアクセラレータと残りのチップセ ット対応の非アクセラレータを含んでいます。

    XF86_Mono:
    オプションで Hercules または他の白黒ビデオカードをサポートする (S)VGA 白黒サーバーが入っています。

    XF86_VGA16:
    汎用 VGA サーバー。

    XF86_S3:
    S3 アクセラレータサーバー。

    XF86_Mach32:
    ATI Mach32 アクセラレータサーバー。

    XF86_Mach64:
    ATI Mach64 アクセラレータサーバー。

    XF86_Mach8:
    ATI Mach8 アクセラレータサーバー。

    XF86_8514:
    8514/A アクセラレータサーバー。

    XF86_P9000:
    P9000 アクセラレータサーバー。

    XF86_AGX:
    AGX アクセラレータサーバー。

    XF86_W32:
    ET4000/W32 アクセラレータサーバー。

    それぞれのサーバー対応のオンラインマニュアルがありますので、サポートしてい るチップセット固有の詳細とサーバー固有の構成のオプションはオンラインマニュ アルを参照して下さい。

    LinkKit にてサーバーにドライバーを組み込み、変更する場合に注意事項がありま す。配付物がどうゆう風に組み立てられているかによりますが、サーバーのバイナ リファイルには使用可能な全てのドライバーは含まれていません。組み込まれてい るドライバーの一覧を得るには、'/usr/X11R6/bin/X -showconfig' を実行して下 さい。サーバーを再リンクする必要がある場合は、固有の情報について LinkKit の README ファイルを参照して下さい。


  7. XF86Config の易しい部分
  8. XF86Config ファイルの "Files" の節は、RGB (赤緑青) のデータベースファイル (一般に、これを変更するべきではありません)へのパスと、標準フォントのパス を内蔵させることです。複数の FontPath 行を XF86Config に書いてある場合は、 FontPath を結合して使用できます。それぞれの FontPath のディレクトリが存在 することと、ちゃんとフォントが使えることを確認して下さい。サーバーが "Can't open default font 'fixed'"(標準の'固定幅'フォントが有りません)と 言ってきたら、それはフォントの登録が正しくないからです。それぞれのフォント の登録を正しくしたいなら、それぞれのフォントのディレクトリの所で 'mkfontdir' コマンドを実行してみて下さい。XF86Config のオンラインマニュア ルの 4 章 / 5 章に、XF86Config ファイルの最初の部分の他のパラメタについて 記述されています。

    次は "Keyboard" の節です。 この節には、キーボードの通信手順(Xqueue または Normal)、キーの繰り返しの速度やいくつかの修飾キーの標準的な割り付けについ て設定できます。一般にここは変更する必要は無いでしょう。英語用でないキーボ ードのユーザーは修飾キーの定義を変えたいことでしょう。

    詳細は XF86Config のオンラインマニュアルの 4 章 / 5 章を見て下さい。

    [ 訳注:修飾キー = 他のキーと一緒に押す、オルタネイトキー(Alt)、コントロー ルキー(Cntl)やシフトキー(Shift) 等押しても字の出ないキーの事でしょう ]

    次は "Pointer" の節です。この節では画面支持装置の通信手順と装置について指 定できます。通信手順名称は製造者名称ではないことに注意して下さい。例えば、 いくつかの Logitech のマウス(特に新しいもの)の場合、Logitech の通信手順 名称ではなく MouseMan または Microsoft の通信手順名称を用います。その他の マウスのパラメタはこの節で、調整できます。2ボタンマウスを使っているとき は、Emulate3Buttons というキーワードをコメントにしないで下さい。 Emulate3Buttons モードで使うときは、同時に2つのボタンを押すことで、サーバ ーに真ん中のボタンを押したことを知らせることになります。

    サーバーがマウスデバイスを認識しない、と文句を言うときはそれはサーバーの問 題ではないことに注意して下さい。それはよく起こる設定ミスであり、99.999% の 確率で OS にデバイスが正しく設定されていない事が理由で、いくつかの OS では エラーとなるでしょう。それ故、OS レベルでのサポートが正しいことをよく調べ るまでは、我々にバグ報告をしないで下さい。


  9. ビデオボードの設定について
  10. "Device" の節ではビデオボードについて記述します。複数の機器の節を書くこと を許しており、それぞれの節ごとに1つのビデオカードを記述します。

    設定しようとしている汎用でない情報について、サーバーのオンラインマニュア ルとチップセット固有の README ファイルを読んで確認して下さい。

    Device の節を書くために、設定対象装置のデータを集める必要があり、設定方針 を決めて下さい。必要な装置のデータは次のとおりです。:

    XF86Config ファイルの中で全て指定の値を埋め込んでおくよりは、通常、サーバ ーに自分自身で装置のデータを取り込ませたほうがいいでしょう。その方が間違い なく設定できます。'Chipset' は設定しているドライバ('X -showconfig'を実行 すれば表示できます)対応のキーワードの1つです。アクセラレータサーバーで は、現在、いくつかのサーバーがチップセットドライバを持っています。メモリの 量はキロバイト単位で指定しますので、1メガバイトのメモリの場合は 1024 と指 定します。

    ドットクロックはグラフィックボードの設定において一番複雑な部分です。幸運に もドットクロックを集めた大きなデータベースが利用可能です。いくつかのグラフ ィクボード対応の Device のデータの一覧が 'Devices' ファイルにあります。あ なたのグラフィックボードが見つかれば、そのデータから始めることが出来ます。 'modeDB.txt' ファイルの最初の部分は無数の SVGA カードの情報が一覧になって います。アクセラレータカードでは、'AccelCards' ファイルを見て下さい。幸運 ならば、自分のカードが何処かに見つかるでしょう。もしカードが見つかったら、 XF86Config ファイルの Clocks 行にデータベースから数列を、データベースに表 示されているそのままを並べ替えたりしないで残さずコピーしましょう。新しいア クセラレータカードはプログラマブルクロックジェネレータを使っているので XF86Config ファイルの ClockChip 行に引用符(")付きでクロックジェネレータ の型式が書いてあることに注意して下さい。(例えば、#9 GXe を使うならば、 'ClockChip "icd2061a"' の様に書いてあるでしょう)。

    グラフィックボードが一覧に見つからないときは、サーバーにグラフィックボード の検出を任せてしまいましょう。sh 又は ksh の場合は、 'X -probeonly >/tmp/out 2>&1'、csh の場合は、'X -probeonly >&/tmp/out' と コマンドを実行しましょう。この時、XF86Config ファイルに Clocks 行を書かな いでおいて下さい。コマンドを実行したら、サーバーが素速くクロックを巡回して 調べる間、数秒間画面が暗くなります。調べることでモニターを痛めることはあり ませんが、表示仕様以上で検査をする場合があるため、新しいモニターの場合は自 動的にそれ自身でモニターの電源を落としてしまう場合があります。とにかく、調 査が終わったら、ドットクロックの検出結果の/tmp/out ファイルを見ましょう。 /tmp/out の数列をそのまま XF86Config ファイルの Clocks 行にコピーしましょ う。並び変えたり、いかなる変更もしてはいけません。

    グラフィックボードがプログラマブルクロックジェネレータを持っている可能性が あります。この場合は、2、3個のクロックだけ値を持ち、残りが全てゼロになって いることでしょう。もし、ボードがデータベースの中に見当たらなかったら、 XFree86 チームに連絡を取るか、 comp.windows.x.i386unix にメッセージをポス トして下さい。殆どの場合 Diamond 社の装置がこの種の分類になりますが、 Diamond 社 はプログラムの詳細を公開してくれませんので、我々は助けることが 出来ません。ネットニュースでは、倫理的に問題のある解決策が利用可能ですが、 我々はこの方法を提唱出来ませんので、この方法について我々に連絡しないで下さ い。

    いくつかのサーバー (S3 と AGX) には RAMDAC の型式と速度が、その他の装置の 情報を取り出すために必要になります。この指定は 'Ramdac' と 'DacSpeec' とい う記載を追加して行ないます。サポートしている RAMDAC の詳細は、適切なサーバ ーのオンラインマニュアルを参照して下さい。以前の XFree86 のバージョンで は、RAMDAC の型式はオプションフラグで設定していたことに注意して下さい。

    自分の装置に合わせて、いくつかのオプションフラグを指定する必要があるでしょ う。サーバーのオンラインマニュアルにこれらのオプションについて記述があり、 チップセット固有の README ファイルにお手元のボードの為になにが必要か書いて ります。


  11. モニターとそのモードの設定について
  12. モニターモードの設定は、モニター装置の標準化が十分でないので、残念ながら、 実験の繰り返しで決定します。特定のモニター情報をデータベースに収集すること により、この実験作業を簡単にする事と、殆どのモニターにかなり一致する機能を 集め、汎用モードの組み合わせをまとめる事を試みています。血のにじむような努 力で出来た全てのモニターモードの作成と改良についての詳細は、Eric Raymond 氏が書いた 'VideoModes.doc' を参照して下さい。

    XF86Config ファイルの "Monitor" 節にモニターの仕様とビデオのモードを記述し ます。Monitor の節を書くために、自分のモニターの仕様を知る必要があります。 特に、モニターのサポートしている水平同期信号と垂直リフレッシュ信号の速度と ビデオ信号の帯域について知る必要があります。この情報はモニターのユーザ ー マニュアルに書いてあるでしょう。また、 自分のモニターの記載があるかもしれ ないので 'Monitors' ファイルを見て、確認して下さい。Moniter の節にこの情報 をどうやって登録するかの詳細は XF86Config のオンラインマニュアルの 4 章 / 5 章を見て下さい。

    次に、モニターに合わせたビデオのモードの組を与える必要があります。まず最初 に'Monitors' と 'modeDB.txt' ファイルの中に自分の指定するモニターに対応す るモードが一覧にあるか確認して下さい。あった場合は、XF86Config ファイルの ModeDB の節にそれらのモードをコピーして下さい。XF86Config ファイルの Clocks 行にあるクロックと、各モードの行の2番目のパラメータのドットクロッ クが一致しているか確認して、自分のカードのクロックと一致しないモードの行は 消して下さい。そしてモードが残った時は、良い状態になります。

    特定のモードが見つからないか、もっと使いたい解像度のモードが知りたいとき は、後述する汎用ビデオモードの一覧を参照し て下さい。モニターの仕様に対して 設定するモードの仕様を合わせましょう; 仕様内で一番高いリフレッシュモードを 取り出して、Clocks 行のドットクロックに合っていることを確認して下さい。解 像度が一致する交代 (Alternate) モードに切り替える前に VESA モードを試して みて下さい。設定を合わせたモードを XF86Config ファイルの Monitor の節にコ ピーして下さい。これらのモードは最適な値ではない事に注意して下さい。これら は完璧な画面サイズではないでしょうし、真ん中に表示されてはいないでしょう。 しかし、調整可能です。設定対象のモニターに合わせてモードを微調整したい場合 は、 VideoModes.doc ファイルの'表示の問題修正' の節を読んで下さい。

    微調整を行なうにあたり、注意事項があります。XF86Config ファイルの Monitor の節に同じモードの名前が2つ以上定義されている場合に、サーバーはクロックの 一致する最初のモードを使用します。一般的に、XF86Config ファイルに同じモー ドの名前を2つ以上定義することは悪い考えだと思います。


  13. ビデオボードとモニターデータの組み合わせについて
  14. 一旦、サーバが設定対象のモニターとグラフィックボードをどのように使うか記述 して指定する必要があります。これを XF86Config ファイルの "Screen" の節で行 ないます。使用したいサーバーのドライバーの型式のそれぞれを Screen 節で与え ます。ドライバーの型式は "SVGA" の節では (XF86_SVGA)、 "VGA16" の節では (XF86_VGA16)、"VGA2" の節では (XF86_Mono)、"MONO" の節では (XF86_Mono, XF86_VGA16) と "ACCEL" の節では (XF86_S3, XF86_Mach32, XF86_Mach8, XF86_Mach64, XF86_8514, XF86_P9000, XF86_AGX, XF86_W32) です。それぞれの Screen 節は使用するモニター(Monitor) の記述とデバイス(Device) の記述を指定 します。

    Screen 節は1つまたは複数の "Display" の項を含んでいます。1つの Display 項はサーバーがサポートしているそれぞれの深さを与えるでしょう。
    [ 訳注:深さとは色数や階調数を表わすのに必要なビット数です。]
    Display 項では、使いたいサーバーの仮想スクリーンの大きさを指定できます。仮 想スクリーンはモニターに表示できるスクリーンの大きさよりも、大きいルートウ ィンドウ ("root window") を持つことが出来ます(例えば 800x600 のディスプ レイで1280x1024 の大きさの仮想スクリーンを使えます)。Virtual というキーワ ードを仮想スクリーンの大きさを指定するのに使います。多くの新しいアクセラレ ータサーバは表示に使われないメモリをキャッシュに使うことに注意して下さい。 キャッシュはメモリの全てを仮想ディスプレイに使うような魅力はありませんが、 キャッシュにメモリを残さないようにして、メモリの全てを仮想ディスプレイに使 うとサーバーの性能の 30 から 40% ほどを消費します。

    最後に、Display 節の設定はディスプレイのモード設定です。サーバーの使用しよ うとしている物理的なディスプレイの解像度の指定があります。その名前は任意で すが、Monitor 節にあるどれかと一致していなければいけません。一般に、これら の名前はディスプレイの解像度(例えば "1024x768" )になっているでしょうが、 その通りでなければいけない訳ではありません。必要な数だけ一覧形式で指定しま す。まず最初の定義が標準で起動される画面になり、解像度の一覧はコントロール キー (Ctrl) 、オルタネイトキー (Alt) 、テンキーの + を同時に押すか、コント ロールキー (Ctrl) オルタネイトキー (Alt) 、テンキーの - を同時に押すことで 巡回できる画面の定義になります。

    以上で設定は終わりです。さあ、新しい XFree86 の導入テストをする準備が出来 ました。


  15. 汎用ビデオモードについて
  16. [ 訳注 : ここはデータの再利用のために翻訳はしません。 たとえ、 コメントにでも 漢字が混じって誤動作を起こすことは無いと、 信じていますがちょっと怖い:-) ]

      ______________________________________________________________________
      #
      #  Mode       Refresh  Hor. Sync  Dot-clock  Interlaced?  VESA?
      #  ------------------------------------------------------------
      #  640x480     60Hz      31.5k     25.175M       No         No
      #  640x480     60Hz      31.5k     25.175M       No         No
      #  640x480     63Hz      32.8k     28.322M       No         No
      #  640x480     70Hz      36.5k     31.5M         No         No
      #  640x480     72Hz      37.9k     31.5M         No        Yes
      #  800x600     56Hz      35.1k     36.0M         No        Yes
      #  800x600     56Hz      35.4k     36.0M         No         No
      #  800x600     60Hz      37.9k     40.0M         No        Yes
      #  800x600     60Hz      37.9k     40.0M         No         No
      #  800x600     72Hz      48.0k     50.0M         No        Yes
      #  1024x768i   43.5Hz    35.5k     44.9M        Yes         No
      #  1024x768    60Hz      48.4k     65.0M         No        Yes
      #  1024x768    60Hz      48.4k     62.0M         No         No
      #  1024x768    70Hz      56.5k     75.0M         No        Yes
      #  1024x768    70Hz      56.25k    72.0M         No         No
      #  1024x768    76Hz      62.5k     85.0M         No         No
      #  1280x1024i  44Hz      51kHz     80.0M        Yes         No
      #  1280x1024i  44Hz      47.6k     75.0M        Yes         No
      #  1280x1024   59Hz      63.6k    110.0M         No         No
      #  1280x1024   61Hz      64.24k   110.0M         No         No
      #  1280x1024   74Hz      78.85k   135.0M         No         No
    
      #
      # 640x480@60Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 31.5kHz
      # Timing: H=(0.95us, 3.81us, 1.59us), V=(0.35ms, 0.064ms, 1.02ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "640x480"     25.175  640  664  760  800    480  491  493  525
    
      #
      # Alternate 640x480@60Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 31.5kHz
      # Timing: H=(1.27us, 3.81us, 1.27us) V=(0.32ms, 0.06ms, 1.05ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "640x480"     25.175  640  672  768  800    480  490  492  525
    
      #
      # 640x480@63Hz Non-Interlaced mode (non-standard)
      # Horizontal Sync = 32.8kHz
      # Timing: H=(1.41us, 1.41us, 5.08us) V=(0.24ms, 0.092ms, 0.92ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "640x480"     28.322  640  680  720  864    480  488  491  521
    
      #
      # 640x480@70Hz Non-Interlaced mode (non-standard)
      # Horizontal Sync = 36.5kHz
      # Timing: H=(1.27us, 1.27us, 4.57us) V=(0.22ms, 0.082ms, 0.82ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "640x480"     31.5    640  680  720  864    480  488  491  521
    
      #
      # VESA 640x480@72Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 37.9kHz
      # Timing: H=(0.76us, 1.27us, 4.06us) V=(0.24ms, 0.079ms, 0.74ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "640x480"     31.5    640  664  704  832    480  489  492  520
    
      #
      # VESA 800x600@56Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 35.1kHz
      # Timing: H=(0.67us, 2.00us, 3.56us) V=(0.03ms, 0.063ms, 0.70ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "800x600"     36      800  824  896 1024    600  601  603  625
    
      #
      # Alternate 800x600@56Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 35.4kHz
      # Timing: H=(0.89us, 4.00us, 1.11us) V=(0.11ms, 0.057ms, 0.79ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "800x600"     36      800  832  976 1016    600  604  606  634
    
      #
      # VESA 800x600@60Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 37.9kHz
      # Timing: H=(1.00us, 3.20us, 2.20us) V=(0.03ms, 0.106ms, 0.61ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "800x600"     40      800  840  968 1056    600  601  605  628 +hsync +vsync
    
      #
      # Alternate 800x600@60Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 37.9kHz
      # Timing: H=(1.20us, 3.80us, 1.40us) V=(0.13ms, 0.053ms, 0.69ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "800x600"     40      800 848 1000 1056     600  605  607  633
    
      #
      # VESA 800x600@72Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 48kHz
      # Timing: H=(1.12us, 2.40us, 1.28us) V=(0.77ms, 0.13ms, 0.48ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "800x600"     50      800  856  976 1040    600  637  643  666  +hsync +vsync
    
      #
      # 1024x768@43.5Hz, Interlaced mode (8514/A standard)
      # Horizontal Sync = 35.5kHz
      # Timing: H=(0.54us, 1.34us, 1.25us) V=(0.23ms, 0.23ms, 0.93ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1024x768i"   44.9   1024 1048 1208 1264    768  776  784  817  Interlace
    
      #
      # VESA 1024x768@60Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync = 48.4kHz
      # Timing: H=(0.12us, 2.22us, 2.58us) V=(0.06ms, 0.12ms, 0.60ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1024x768"    65     1024 1032 1176 1344    768  771  777  806 -hsync -vsync
    
      #
      # 1024x768@60Hz Non-Interlaced mode (non-standard dot-clock)
      # Horizontal Sync = 48.4kHz
      # Timing: H=(0.65us, 2.84us, 0.65us) V=(0.12ms, 0.041ms, 0.66ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1024x768"    62     1024 1064 1240 1280   768  774  776  808
    
      #
      # VESA 1024x768@70Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync=56.5kHz
      # Timing: H=(0.32us, 1.81us, 1.92us) V=(0.05ms, 0.14ms, 0.51ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1024x768"    75     1024 1048 1184 1328    768  771  777  806 -hsync -vsync
    
      #
      # 1024x768@70Hz Non-Interlaced mode (non-standard dot-clock)
      # Horizontal Sync=56.25kHz
      # Timing: H=(0.44us, 1.89us, 1.22us) V=(0.036ms, 0.11ms, 0.53ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1024x768"    72     1024 1056 1192 1280    768  770  776 806   -hsync -vsync
    
      #
      # 1024x768@76Hz Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync=62.5kHz
      # Timing: H=(0.09us, 1.41us, 2.45us) V=(0.09ms, 0.048ms, 0.62ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1024x768"    85     1024 1032 1152 1360    768  784  787  823
    
      #
      # 1280x1024@44Hz, Interlaced mode
      # Horizontal Sync=51kHz
      # Timing: H=(0.02us, 2.7us, 0.70us) V=(0.02ms, 0.24ms, 2.51ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1280x1024i"  80     1280 1296 1512 1568   1024 1025 1037 1165  Interlace
    
      #
      # Alternate 1280x1024@44Hz, Interlaced mode (non-standard dot-clock)
      # Horizontal Sync=47.6kHz
      # Timing: H=(0.42us, 2.88us, 0.64us) V=(0.08ms, 0.12ms, 0.96ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1280x1024i"  75     1280 1312 1528 1576   1024 1028 1034 1080  Interlace
    
      #
      # 1280x1024@59Hz Non-Interlaced mode (non-standard)
      # Horizontal Sync=63.6kHz
      # Timing: H=(0.36us, 1.45us, 2.25us) V=(0.08ms, 0.11ms, 0.65ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1280x1024"  110     1280 1320 1480 1728   1024 1029 1036 1077
    
      #
      # 1280x1024@61Hz, Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync=64.25kHz
      # Timing: H=(0.44us, 1.67us, 1.82us) V=(0.02ms, 0.05ms, 0.41ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1280x1024"  110     1280 1328 1512 1712   1024 1025 1028 1054
    
      #
      # 1280x1024@74Hz, Non-Interlaced mode
      # Horizontal Sync=78.85kHz
      # Timing: H=(0.24us, 1.07us, 1.90us) V=(0.04ms, 0.04ms, 0.43ms)
      #
      # name        clock   horizontal timing     vertical timing      flags
       "1280x1024"  135     1280 1312 1456 1712   1024 1027 1030 1064
    
      ______________________________________________________________________
    
$XConsortium: Config.sgml,v 1.3 95/01/23 15:34:40 kaleb Exp $
Generated from XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/Config.sgml,v 3.5 1995/01/28 16:01:22 dawes Exp $


このファイルは Generated from XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/ sgml/Config.sgml,v 3.5 1995/01/28 16:01:22 を、 岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto ) が XFree86 3.1.1 を日本でインストールする人向けに翻訳 したものです。 ここがおかしいとか、 ここはこうしたほうがいいといったご意見が ありましたら、 電子メールでお知らせ下さい。
原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあります。 この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と 岡本 一幸 にありますが、 この和訳の不具合は私に、 電子メールで送って下さい。

注: 岡本さんは現在電子メールで連絡が付かない状態なので、連絡は X Japanese Documentation Project (xjman-ml@dsl.gr.jp) 宛にお願いします。

$XFree86: XFree86-README.Config.sjs,v 0.9 1995/04/26 18:35:40 ikko- Exp $