XFree86[TM] 3.1.1 のためのREADME 

The XFree86 Project, Inc

1995 年 1 月 15 日


目次:

  1. XFree86 3.1.1 で何が新しくなったか?
  2. XFree86 3.1 で何が新しくなったか?
  3. XFree86 のテストを行ったシステム
  4. サポートしているビデオカードのチップセット
  5. 重要な変更
  6. 更に多くの情報はどこにあるか
  7. 協力者、提供者について
  8. XFree86 プロジェクト社
  9. 連絡情報
  10. ソースとバイナリファイルのあるサイト

XFree86 とはインテル上で動くいくつかのバージョンの Unix と Unix に似ている オペレーティングシステムをサポートしている X11R6 に移植したものです。今回 の版では、多くのバグの修正と同時に多くの新しい機能の追加や性能の向上を図り ました。XFree86 は多くのアーキテクチャ用のバイナリ配付物と同様に X コンソ ーシアムの X11R6 のソースコードに対してのパッチデータとして入手可能です。


  1. XFree86 3.1.1 で何が新しくなったか?
  2. 次の項目を 1994 年 10 月にリリースした XFree86 3.1 に追加しました。:

    1. 現在、XFree86 は X コンソーシアムの最新の公式パッチデータ(fix-11 まであります)を含んでいます。 X コンソーシアムの fix-11 を理解すべ く XFree86 プロジェクト社は X コンソーシアム と作業をしています。

    2. Mach64 ビデオボードに対応した新しいアクセラレータサーバー

    3. S3 Trio32 と Trio64 チップセットをサポートしました。

    4. S3 サーバーで Chrontel 8391 クロックチップをサポートしました。

    5. SPEA Mercury P64 と MIRO Crystal 40SV をサポートしました。

    6. 殆どのアクセラレータサーバーでのバグ修正と性能向上を図りました。

    7. 二重スキャン(`double scan') ビデオモードを殆どのサーバーでサポートし ました。

    8. SVGA サーバー対応の新しいチップセットをサポートしました。新しいチッ プセットは Avance Logic 2228/2301, Chips & Technology 655xx, Cirrus Logic 6440, と Oak OTI-087です。 アクセラレータサーバーは OTI-087 を 含みました。

    9. FreeBSD 2.0 に対応しました。

    10. OS/2 に限定対応しました(現状ではクライアントだけですが、開発中です)。

    11. BSD/386 で実行するときは長さによる窓でアクセス(Linear aperture access)します。

    12. より多くの S3 ビデオボードに 16bpp と 32bpp 対応しました。詳しくは README.S3(S3.html) を参照して下さい。

    13. ISC の SVR3 をサポートしました(3.x と 4.x でしかテストしてません)。

    14. XF86Config を作成するユーティリティ `xf86config' が賢くなって、ビデ オカードのデータベースを使うようになりました。

    15. X サーバーの LinkKit が LBX をサポートするように更新しました。

    16. 浮動小数点演算装置が無いマシンで遅かった X サーバーの起動時間を短縮 しました。

    更に、全ての詳細については、ソース配付物にある CHANGELOG ファイルを参照し て下さい。


  3. XFree86 3.1 で何が新しくなったか?
  4. 次の項目を 1994 年 5 月にリリースした XFree86 2.1.1 に追加しました。:

    1. 現在、XFree86 は SVR4、Linux、FreeBSD と NetBSD 対応の共有ライブラリを含ん だ X11R6 を基にしています。

    2. 構成定義ファイルの書式が新しくなりました。新しくなった XFree86 で注意して 欲しい最も大きな変更は、古い Xconfig ファイルは XF86Config ファイルに置き換えられ た事です。さらなる詳細は、後述の`重要な変更'の節を見て下さい。

    3. X イメージ拡張機能(XIE) をサポートしました。

    4. Weitek P9000 チップセットを積んだボード対応の新しいアクセラレータサーバー をサポートしました。

    5. AGX チップセットを積んだボード対応の新しいアクセラレータサーバーをサポート しました。

    6. Tseng ET4000/W32 シリーズのチップセットを積んだボード対応の新しいアクセラ レータサーバーをサポートしました。

    7. S3 Vision 864 と 964 チップセットを( ELSA Winner 1000Pro と 2000Pro ナン バーナイン GXE64 と GXE64Pro、Miro Crystal 20SV のようなボードを含んで)サポート しました。

    8. いくつかの Mach32 ボード対応に16bpp をサポートしました。

    9. いくつかの P9000 ボード対応に16bpp と 32bpp をサポートしました。

    10. いくつかの S3 ボード対応に16bpp と 32bpp をサポートしました。

    11. 改良された Cirrus のアクセラレータ(5434を含んで)と、いくつかの Cirrus ボ ード対応に 16bpp と 32bpp をサポートしました。

    12. Western Digital の WD90C33 ボード対応にアクセラレータをサポートしました。

    13. S3 サーバーでは S3 GENDAC、S3 SDAC、AT&T 20C498、STG1700 と TI3025RAMDACS をサポートしました。

    14. S3 サーバーでは S3 GENDAC、S3 SDAC、ICS2595 と TI3025 のプログラム可能クロ ック機能をサポートしました。

    15. AL2101、MX68000/MX68010、Video7、CirrusCL6420 チップセット対応に新しい SVGA ドライバーをサポートしました。

    16. Mach64 対応の非アクセラレータを含んだかなり著しく改良された ATI vgawonder ドライバーをサポートしました。

    17. SVGA サーバー対応の汎用 VGA ドライバーを(8bppの320x200固定で)サポートし ました。

    18. 双頭の vga2/mono と vga16/mono サーバーをサポートしました。

    19. VGA16 プログラムをバンクの範囲をより広く取るようにかなり著しく改良しました。

    20. 基本となるサーバーにスクリーンセーバー拡張機能を統合しました。

    21. S3 と SVGA サーバーに"グリーン"モニタースクリーンセーバーをサポートしまし た。

    22. X11R6 に含まれている"実験的な" LBX プログラムをサポートしました。

    更に、全ての詳細については、ソース配付物にある CHANGELOG ファイルを参照して下さい。


  5. XFree86 のテストを行ったシステム
  6. SVR4.0:

    SVR4.2:

    SVR3:

    Others:


  7. サポートしているビデオカードのチップセット
  8. 現在、XFree86 3.1.1 は次のアクセラレータチップをサポートしています:

    8514/A
    (と、そのそっくりさん)

    ATI
    Mach8, Mach32, Mach64

    Cirrus

    CLGD5420, CLGD5422, CLGD5424, CLGD5426, CLGD5428, CLGD5429,CLGD5430, CLGD5434, CLGD6205, CLGD6215, CLGD6225, CLGD6235

    S3
    86C911, 86C924, 86C801, 86C805, 86C805i, 86C928, 86C864, 86C964

    Western Digital
    WD90C31, WD90C33

    Weitek
    P9000

    IIT
    AGX-014, AGX-015, AGX-016

    Tseng
    ET4000/W32, ET4000/W32i, ET4000/W32p

    Cirrus、 Western Digital と Oak アクセラレータは SVGA サーバーでサポートし ています。その他のチップセットについては、それら自身のサーバーでサポート しています。テスト済みのアクセラレータサーバーが動くカードの一覧は AccelCards ファイル、Devices ファイルといくつかのチップセット固有の README ファイルにあります。アクセラレータサーバーはその他のカードでも正常 に動くと思われますが、我々はそれを保証することは出来ません。

    加えて、次の SVGA チップセットがサポートされました。:

    Tseng
    ET3000, ET4000AX, ET4000/W32

    Western Digital/Paradise
    PVGA1

    Western Digital
    WD90C00, WD90C10, WD90C11, WD90C24, WD90C30, WD90C31,WD90C33

    Genoa
    GVGA

    Trident
    TVGA8800CS, TVGA8900B, TVGA8900C, TVGA8900CL, TVGA9000, TVGA9000i, TVGA9100B, TVGA9200CX, TVGA9320, TVGA9400CX, TVGA9420

    ATI
    18800, 18800-1, 28800-2, 28800-4, 28800-5, 28800-6, 68800-3, 68800-6, 68800AX, 68800LX, 88800

    NCR
    77C22, 77C22E, 77C22E+

    Cirrus Logic
    CLGD5420, CLGD5422, CLGD5424, CLGD5426, CLGD5428, CLGD5429, CLGD5430, CLGD5434, CLGD6205, CLGD6215, CLGD6225, CLGD6235, CLGD6410, CLGD6412, CLGD6420, CLGD6440
    Compaq
    AVGA
    OAK
    OTI067, OTI077, OTI087
    Advance Logic
    ALG2101, ALG2228, ALG2301, ALG2302, ALG2308, ALG2401
    Chips & Technology
    65520, 65530, 65540, 65545
    MX
    MX68000, MX680010
    Video 7/Headland Technologies
    HT216-32

    上記の全てのチップセットは、256 色しかサポートしない Advance Logic、MX と Video 7 のチップセットを除いて、256 色と白黒モードの両方をサポートしています。

    これらのチップセットを使う為の、より多くの情報は、チップセット固有の README ファイル(現在は Cirrus, Tseng, Western Digital, ATI, Trident, Oak と Video 7 が該当します)を参照して下さい。

    64k のシングルバンクのビデオメモリを使用している一般的な VGA カード( Hercules 白黒カード、現代( Hyundai )HGC1280、Sigma LaserView Visa 白黒 カードと Apollo 白黒カード)を、白黒サーバーはサポートしています。64k バイ トのビデオメモリだけを持っている Compaq AVGA も白黒サーバーでサポートして いますが、64k バイト以上のビデオメモリでは、GVGA は未だテストしてません。

    VGA16 サーバーは 1MB のビデオメモリを搭載した時、約 1600x1200 以上の仮想画 面表示が可能な ET4000、Trident、ATI、NCR、OAK と Cirrus 6420 を積んだメモ リバンクをサポートします。他のチップセットの場合は、画面の大きさは約 800X600 に制限されます。

    注意

    Diamond 社が ET4000 を使っているとしても、Diamond SpeedStar 24 ボー ドは(多分最近の SpeedStar+ も)サポートしません。 ET4000/W32p を使ってい る Stealth 32 もサポートしません。その他の Diamond 社のボードもこのバージ ョンの XFree86 ではサポートしません。歴史的に、このチップセットをサポート する為の情報は非公開でしか利用できませんでした。1994 年 9 月 27 日に、 Diamond 社は口頭で Diamond 社の製品についての詳細な情報を XFree86 プロジェ クト社に提供することを承認しました。この事は XFree86 の将来のバージョンが これらをより良くサポートする機会を与えるでしょう。


  9. 重要な変更
  10. XFree86 2.1.1 と XFree86 3.1 の間には重要な明かな変更が有ります。最初は標準の導入 場所です。XFree86 配付物を /usr/X386 のかわりに /usr/X11R6 の下に導入します。これ は昔の "X386" という名称を取り除くので、両方のバージョンを共存可能にします。

    次の 主な変更はサーバーの構成ファイルに関連したものです。前の Xconfig ファイルは XFree86 3.1 では XF86Config ファイルに置き換えました。これは単に名称が変更された 以上の変更があります。新しい XF86Config ファイルは前の Xconfig ファイルとはかなり 異なった書式を使用します。新しい書式は前の書式に比べてより構造化、論理化と拡張可 能化がはかられました。我々は困難無くこの新しい書式に変換することを達成しました。 この変換を助ける為に、前の Xconfig ファイルから新しい XF86Config ファイルの書式へ 変換するプログラム (`reconfig') を提供します。これは古い書式以上の情報を新しい書 式に含めるような完璧な変換を提供するものではありません。通常、手で編集することが 必要です。XF86Config が含んでいる新しい情報の1つはあなたの使用しているディスプレ イに関する記述です。この追加はサーバーがディスプレイの仕様内のビデオモードになっ ているか確認するのに使用します。

    新しい構成定義ファイルの書式と如何に使うかの情報は XF86Config (4章/5章) と reconfig (1章) のオンラインマニュアルと /usr/X11R6/lib/X11/doc に有る README.Config ファイルを参照して下さい。

    構成定義ファイルに関連したその他の変更はサーバーが構成定義ファイルを見ることにあ ります。使用者が指定した場所を前の版のサーバーが見ていました。これは、安全性を高 めました。さらなる詳細については、XFree86(1章) のオンラインマニュアルを参照して下 さい。


  11. 更に多くの情報はどこにあるか
  12. XFree86(1章)、Xconfig(4章/5章)、XF86_SVGA(1章)、XF86_Mono(1章)、 XXF86_VGA16(1章) と XF86_Accel(1章) のオンラインマニュアルを追加しています。 さらに、いくつかの README ファイルと解説が供給されています。これらは、バイナリ配付物では、 /usr/X11R6/lib/X11/doc の、またソース配付物では xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc のディレクトリにあります。

    README.Config と VideoModes.doc のファイルは XFree86 サーバーをどうやって設定する かについて参考情報になるでしょう。XFree86 チーム に支援の連絡を取る前に、提供した 全ての文章とオンラインマニュアルを、読んで下さい。

    SVGA ドライバの開発についての文書は、バイナリ配付物では、 /usr/X11R6/lib/Server/VGADriverDoc に、ソース配付物では、 xc/programs/Xserver/hw/xfree86/VGADriverDoc にあります。

    全く分からない場合は、後で示す電子メールアドレスの XFree86 コアチームに連絡して下 さい。

    Usenet ニュースグループである comp.windows.x.i386unix では、たいていの XFree86 と 、XFree86 に関係する話題について議論されています。殆どの質問はそこで回答されてい ます。基本的な質問の回答は、内容に相当する FAQ で見つかるでしょう。


  13. 協力者、提供者について
  14. XFree86の開発は次のメンバーで始めました。: X11R6 パッケージに XFree86 を統合する作業は次のメンバーで行なっています。: 386BSD, FreeBSD, NetBSD 用は次のメンバーがサポートしています。: 次のメンバーが最初に 386BSD に移植しました。: Mach 386 用は次のメンバーがサポートしています。: Linux 用は次のメンバーがサポートしています。: SCO Unix 用は次のメンバーがサポートしています。: Amoeba 用は次のメンバーがサポートしています。: Minix-386 用は次のメンバーがサポートしています。: OSF/1 用は次のメンバーがサポートしています。: BSD/386 用は次のメンバーがサポートしています。: Solaris 用は次のメンバーがサポートしています。: Linux 用共有ライブラリは次のメンバーがサポートしています。:

    最初にアクセラレータプログラムは、次のメンバーが始めました。:

    S3 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    Mach32 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    Mach8、8514 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    Cirrus アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    Western Digital アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    P9000 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    AGX アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    ET4000/W32 アクセラレータプログラムは、次のメンバーが作成しました。:

    16 色の VGA サーバーは、次のメンバーが作成しました。:

    2 色 VGA と 非 VGA 白黒 サーバーは、次のメンバーが作成しました。:

    ATI SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    Trident SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    NCR SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    Cirrus SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    Compaq SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    Oak SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    AL2101 SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    MX SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    Video7 SVGA ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    Apollo 白黒 ドライバは、次のメンバーが作成しました。:

    その他の貢献者:


  15. 連絡情報
  16. 開発計画とサポートは XFree86 コアチームによって推進しています。 現在、コアチームは、次のメンバーで構成されています。(順不同):

    コアチームへの連絡は <Core@XFree86.org> 宛てに電子メールを送信してください。


  17. XFree86 プロジェクト社
  18. XFree86 プロジェクト社は2つの大きな目標を成し遂げる為に、結成されました。:

    1. XFree86 を X ウィンドウシステムの設計、開発と提供に責任を持つ X コン ソーシアムの中で、代表できるようなソフトにする手段を供給すること

    2. XFree86 の開発を推進する人材と、主として新しい表示装置と基礎的な電算 処理設備を入手するための、いくらかの基本となる基金を集め、提供するこ と

    一つ目の目標が第一の動機でした。私たちは、緩やかに組織化されたフリーソフト プロジェクトが X コンソーシアムの中で発言権を持てるような抜け道はないもの かと、何カ月も 断続的に協議を重ねてきました。コンソーシアムの内規では、緩 やかに組織化されたフリーソフトプロジェクトのような組織は認められませんでし た。私たちは基金募集に関してコンソーシアムの内規の要求を満たし、必要な基金 を獲得するために、法人の形態を取ることに決定しました。

    法人化したことで、X11R6 のベータテストに参加が可能となり、XFree86 のコアの 相当部分を X11R6 に提供できました。初めての X11R6 のコアリリース対応の XFree86 はバージョン 3.0 です。現在の X11R6 のパッチ版の XFree86 はバージ ョン 3.1.1 です。いずれ、XFree86 はコンソーシアムの正式メンバーとして、X ウィンドウズシステムの開発に ますます深く関わってゆくことになるでしょう。 その関わりがどのような 形で発展してゆくかは、目下みきわめ中です。

    法人組織としたことによるもう一つの利点は、XFree86 プロジェクト社が、私たち の仕事の為に、外部からの資金援助を獲得した事にあります。これによって、願わ くばもっと積極的に新しいビデオ関連の機材を導入できるようになり、よりよい製 品をよりはやくリリースできるようになるかと思います。自分から動いて必要なも のを手に入れ、そしてそれを実際の開発作業にたずさわる人々に提供することが可 能となるからです。

    XFree86 プロジェクト社の取締役会と幹事会は、以下の通り:

    取締役会への連絡は <BOD@XFree86.org> まで電子メールを送って下さい。

    弊社の内規は、XFree86 が現在も、そして将来もずっと、フリーソフトウェアプロ ジェクトであり続けることを保証するような形で起草されています。コアチームの メンバー又は、その他の XFree86 関係者の誰にとっても、個人的な金銭的利益が 無いように配慮しました。 全ての会社の資産は会社の為に残し、会社の解散の時には、全ての資産を X コン ソーシアムに委譲する予定です。このような形式をとることで、弊社がこれまでの 活動を単に形式化したものとなることを希望しています。従来の活動とまったくち がったものになるつもりはありません。

    ここに、XFree86 プロジェクト社のスポンサーとなり、金銭の提供又は機材と資源 の提供をしてくださった組織と個人の方を一覧に致します。XFree86 プロジェクト 社は彼らに大変感謝し、インターネット社会全体の改善の為に高品質なフリーソフ トウェアを継続して提供することで、彼らの期待に沿えることを願っております。

    UUNET Communications Services, Inc は、特別に名前を挙げたいと思います。 この会社は積極的に、いち早く1994 年の X コンソーシアムの年会費全てを寄付し てくれました。この一回の資金提供により、X11R6 を XFree86 に巻き込む事が確 実になったのです。

    XFree86 プロジェクト社は基金と機材、又はどちらかの追加寄贈を歓迎致します。 このような寄贈は、所得税の控除対象となる*はず*です(がまだ確定はしていませ ん)。私たちの弁護士が書類作業を終え次第、この点ははっきりするでしょう。 詳細は XFree86 プロジェクト社、まで。


  19. ソースとバイナリファイルのあるサイト
  20. X コンソーシアム の X11R6 PL11 から XFree86 3.1.1 へのソースのバージョンア ップ用パッチが利用可能です。ソースへのパッチと様々な OS 用のバイナリは以下 の匿名 FTP サイト経由で手に入ります:

    また、次のミラーサイトが利用可能です。:

    配付物から XFree86 を作成するのに必要な情報は、特定のディレクトリの下にあ る README ファイルを参照して下さい。

    入手した XFree86 3.1.1 をよく確認してください。いくつかのサイトは、古い版 の XFree86 を格納していることがよくあります。各々のバイナリ配付物には、 README ファイルに格納場所からダウンする必要のあるファイルについて記載され ています。README ファイルのコンパイル時間オプションの選択をみると、配付物 が作成されている状態が分かります。

$XConsortium: README.sgml,v 1.4 95/01/27 16:14:29 kaleb Exp $
Generated from XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/README.sgml,v 3.20 1995/02/12 02:39:51 dawes Exp $


このファイルは Generated from XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc /sgml/README.sgml,v 3.20 1995/02/12 02:39:51 を、岡本 一幸 ( Kazuyuki Okamoto ) が XFree86 3.1.1 を日本でインストールする人向けに翻訳 したものです。 ここがおかしいとか、 ここはこうしたほうがいいといったご意見が ありましたら、 電子メールでお知らせ下さい。
原文の著作権は XFree86 プロジェクト社にあります。 この和訳の著作権は XFree86 プロジェクト社と 岡本 一幸 にありますが、 この和訳の不具合は私に、 電子メールで送って下さい。

注: 岡本さんは現在電子メールで連絡が付かない状態なので、連絡は X Japanese Documentation Project (xjman-ml@dsl.gr.jp) 宛にお願いします。

$XFree86: XFree86-READMEj.html,v 0.9 1995/04/26 18:35:40 ikko- Exp $