チップセットが構成を自動検出するでしょう。 このドライバでのチップセットの名称は "ati" です。 また、ドライバは "vgawonder", "mach8", "mach32" と "mach64" のようなチップ セットの名称でも認識できます。このバージョンのドライバではすべての名称は 同等です。将来のバージョンでそれぞれの名称は異なった意味を持つことを そのとき文書化するでしょう。
全てのアダプタで、次の内の一つのクロック(またはそれらの最初の部分)の 設定はアダプタが生成するドットクロックに依存したものになります。:
水晶発振子 (VGA Wonder V3 と V4 アダプタ のみ): Clocks 50.000 56.644 0.000 44.900 44.900 50.000 0.000 36.000 25.000 28.322 0.000 22.450 22.450 25.000 0.000 18.000 16.667 18.881 0.000 14.967 14.967 16.667 0.000 12.000 12.500 14.161 0.000 11.225 11.225 12.500 0.000 9.000
ATI 18810 クロックジェネレータ: Clocks 30.240 32.000 37.500 39.000 42.954 48.771 0.000 36.000 40.000 56.644 75.000 65.000 50.350 56.640 0.000 44.900 15.120 16.000 18.750 19.500 21.477 24.386 0.000 18.000 20.000 28.322 37.500 32.500 25.175 28.320 0.000 22.450 10.080 10.667 12.500 13.000 14.318 16.257 0.000 12.000 13.333 18.881 25.000 21.667 16.783 18.880 0.000 14.967 7.560 8.000 9.375 9.750 10.739 12.193 0.000 9.000 10.000 14.161 18.750 16.250 12.586 14.160 0.000 11.225
ATI 18811-0 と ATI 18812-0 クロックジェネレータ: Clocks 30.240 32.000 110.000 80.000 42.954 48.771 92.400 36.000 39.910 44.900 75.000 65.000 50.350 56.640 0.000 44.900 15.120 16.000 55.000 40.000 21.477 24.386 46.200 18.000 19.955 22.450 37.500 32.500 25.175 28.320 0.000 22.450 10.080 10.667 36.667 26.667 14.318 16.257 30.800 12.000 13.303 14.967 25.000 21.667 16.783 18.880 0.000 14.967 7.560 8.000 27.500 20.000 10.739 12.193 23.100 9.000 9.978 11.225 18.750 16.250 12.588 14.160 0.000 11.225
ATI 18811-1 と ATI 18811-2 クロックジェネレータ: Clocks 135.000 32.000 110.000 80.000 100.000 126.000 92.400 36.000 39.910 44.900 75.000 65.000 50.350 56.640 0.000 44.900 67.500 16.000 55.000 40.000 50.000 63.000 46.200 18.000 19.955 22.450 37.500 32.500 25.175 28.320 0.000 22.450 45.000 10.667 36.667 26.667 33.333 42.000 30.800 12.000 13.303 14.967 25.000 21.667 16.783 18.880 0.000 14.967 33.750 8.000 27.500 20.000 25.000 31.500 23.100 9.000 9.978 11.225 18.750 16.250 12.588 14.160 0.000 11.225Mach32 と Mach64 を持っている人は最初の 32 個の周波数だけを指定してく ださい。
最も古い Mach64 アダプタは上記のクロックジェネレータの内の一つを使ってい ます。また、Mach64 アダプタはプログラマブルクロックジェネレータを使って いる可能性があります。 ブート時に、ビデオ BIOS の初期化は周波数の最初の設定値を組み込みます。 モードを設定する2つの周波数はこの最初の設定値で使わないように予約し てあります。予約した内の一つは BIOS モード設定で使用し、残りは特定の (MS-Windows, AutoCAD, X, 等) ドライバが使用します。 この方法で予約しているクロックの数値はアダプタで使う特定のクロック ジェネレータに依存します。
ドライバがアダプタのクロックジェネレータをサポートしていない場合、次の 設定値の中から適合するクロックを選んでください。この適合作業は XF86Config ファイルにクロックを設定してもしなくても発生します。
BIOS の設定 1: Clocks 0.000 110.000 126.000 135.000 50.350 56.640 63.000 72.000 0.000 80.000 75.000 65.000 40.000 44.900 49.500 50.000 0.000 55.000 63.000 67.500 25.180 28.320 31.500 36.000 0.000 40.000 37.500 32.500 20.000 22.450 24.750 25.000
BIOS の設定 2: Clocks 0.000 110.000 126.000 135.000 25.180 28.320 31.500 36.000 0.000 80.000 75.000 65.000 40.000 44.900 49.500 50.000 0.000 55.000 63.000 67.500 12.590 14.160 15.750 18.000 0.000 40.000 37.500 32.500 20.000 22.450 24.750 25.000
BIOS の設定 3: Clocks 0.000 0.000 0.000 0.000 25.180 28.320 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 12.590 14.160 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000ドライバが上の3番目の設定と一致した場合は(ドライバが完全に動作するには) 機能的に *とても* 限定されます。 ATI アダプタ(とそのソックリさん全て)に搭載しているその他のクロックジェ ネレータは上記でゼロになっている部分がゼロでない値になる(又はその逆) でしょう。
このクロックの順番は非常に *重要* ですが、ドライバが的確になるように クロックの順序を変えるかもしれません。 Mach32 と Mach64 を所有している人はクロックの順番がアクセラレータサー バ用に使うクロックの順番とは異なることに注意してください。
ドライバがサポートしているプログラマブルクロックジェネレータを探知したら、 XF86Config のクロック設定を無視して X セッションで使用するモードを 組み込みます。
"X -probeonly" コマンドで探査したクロックはそのアダプタが上記のアダプタの うちのどれであるかを判定する助けになるでしょう。 サーバが一貫して知らないクロックジェネレータであると知らせてくる場合 は、標準エラー出力の内容を電子メールで送付してください。
モードは XFree86 の文書ディレクトリに入っている情報から引き出してきま しょう。 XF86Config の該当するスクリーン (screen) セクションのディスプレイ (display) サブセクションに "modes" 行を指定しない場合にドライバーは標 準値のモードを生成し、使用しようとします。 標準モードの調整用数値は事実上サーバが起動したモード(通常テキスト モード)の値から引き出してきます。