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目次
- XFree86 3.3 は X コンソーシアムの X11R6.3 を含んでいます。
- X サーバは新しい DPMS 機能拡張を含んでいます。この機能拡張は
Digital Equipment Corporation からの寄贈です。
すべての DPMS のモードがすべてのサーバに実装されていませんが、
将来の版で改善されていくでしょう。さらなる詳細はXF86Config(4/5)
と xset(1) のオンラインマニュアルを参照してください。
- R6.3 への更新として LBX 機能拡張はすべての X サーバに含めました。
- R6.3 への更新としてプリントのみのサーバ (Xprt) を含めました。
- Type1 フォントプログラムのいくつかのバグを修正しました。
- XFree86 VidMode 機能拡張のより新しい機能のバグを修正しました。
- Microsoft IntelliMouse を追加しました。
- いくつかのバグを修正しましたが、この版では大きな変更はありません。
- modeline を追加しました。現在一般的なモードのほとんどにおいて、
高い再描画周波数 (85 と 100Hz) が使えるようになりました。
512x384, 1152x864, 1600x1200 と 1800x1440 を追加しました。
- XF98_TGUI サーバに XAA を含めましたが、今の時点ではいくつかの問題
があります。"noaccel" オプションで無効にしておいて下さい。
- 現在、S3 ViRGE と ViRGE/VX をサポートしました。
- S3 868/968/Trio64V+ 対応に "newmmio" をサポートし、標準値として
有効にしました。("mmio_928" を使うと変更前の挙動をします)
- Matrox Millennium と Mystique を SVGA サーバでサポートしました。
- Netscape を使うと発生するいくつかの問題をいくつかのサーバで
修正しました。
- 様々な関連する問題を修正しました。
- 注意: 最近の Linux カーネルはこれらのサーバを要求します。(特に
Matrox ドライバがそれにあたります。)
- 現在、Alpha プラットフォームで Scanpci が動作します。
Wacom ドライバ
- ひとつのタブレットに複数のデバイスを定義して、別々の有効領域に
あてがうことができます。
- ロシア用キーボードのレイアウトの改良を行ないました。
- ハンガリー用キーボードのレイアウトの改良を行ないました。
- 新しい汎用グラフィックス高速化インターフェース(XFree86 Acceleration
Architecture - XAA) を実装しました。これはいくつかの SVGA サーバで
色々な色の深さにおいて相対的に全体に高速化します。この機能を使用し
ているチップセットは Matrox Millennium, Mystique, Tseng ET4000/W32p
と ET6000,
それから ARK Logic, Chips and Technologies, Cirrus,
Trident, SiS と S3 ViRGE の系統の一部のチップセットです。
- SVGA サーバに S3 ViRGE ファミリー用のドライバが含まれるように
なりました。 ViRGE、 ViRGE/DX、 ViRGE/GX と ViRGE/VX をサポート
します。このドライバは完全に新しく実装されたものですので、
成功や失敗のレポートを送って下さい。
- かなりの線/テキストに関する S3 968 のハードウェアのバグを回避する
ようにしました。
- カーソル/ポインタの 64x64 より大きい pixmap を "sw_cursor"
オプションを使用せずに利用できるようにしました。
- Trio64UV+, Trio64V2 (/DX と /GX を含む), Aurora64V+ (ノートブック
では 86CM65 が使われています) と Plato/PX を探査/サポートします。
このサポートは大変新しく、十分テストしていないので、成功/失敗の
レポートを送って下さい。
- 今回、 ELSA Winner 2000PRO/X-8 をサポートしました。このカードに
ついての注意事項は
README.S3 を
参照して下さい。
- 今回、MIRO 80SV をサポートしました。
- ViewPort をフレームバッファの低位に設定すると発生する DGA アプリ
ケーションがうまく動かないバグを修正しました。(一般にこの現象は
4MB のメモリのカードの時に発生します。)
- ViRGE/DX と ViRGE/GX をサポートに加えました。
- 今回、Diamond Stealth 3D 3000 の問題を修正しました。
- 線描画プログラムの性能が向上しました。
- パックト 24bpp をサポートし、前のバージョンのサーバより性能が
向上しました。
- フレームバッファ用に S3V サーバはスパース 32bpp からパックト
24bpp 間の変換します。この場合は速度が低下します。
[訳注:
スパース 32bpp - 1 ドットの RGB がそれぞれ連続しないメモリに離散し
ている。
パックト 24bpp - 1 ドットの RGB が隣り合った連続したメモリ
領域に並んでいる。]
- 32bpp フレームバッファフォーマットはサポートしていません。
- Mach64 を基にした 3D Rage II をサポートしました。
- CT, VT と GT チップセットで発生した色々な問題を修正しました。
- CT, VT, GT と Mach64 を基にした 3D Rage II を使うすべての方に
問題が解決済みの 3.3 にバージョンアップすることを強くお勧め
します。
- 2MB 未満のビデオメモリのカードで XF86Setup を実行した時に問題を
引き起こすバグを修正しました。
- 16 bpp で最大の周波数を少しずらしました。明示的な 15 "bpp" の
設定を追加しました。。
- このバージョンでは独立した W32 サーバ (XF86_W32) は大きな変更は
ありません。実際、ずっと開発はしていませんでした。代わりに、
SVGAサーバ (XF86_SVGA) が現在の新規開発の中心になっています。
W32 (SVGA) の説明を参照してください。
- bitblt 用の実験的な高速化を含めました。
このプログラムは大変新しいもので、未だ広範囲に渡ってテストしていません。
- XAA 用の実験的な高速化を含めました。
- 種々のバグ修正を行ないました。
- 9320, 9440 と 96xx チップ用の高速化サポートを追加しました。
- ラップトップ用の Cyber シリーズの性能が向上しました。
- いくつかの 24/32bpp サポートを追加しました。
- いくつかのクロックの上限を修正しました。
- 異なる色の深さで、線描画、塗りつぶしとテキスト表示の高速化に
XAA を使用したより完全な高速化を実装しました。
- 今回 SVGA サーバで最新の ET4000W32 チップ用の高速化をサポート
しました。3.3 で、ET4000W32p チップは完全な高速化がなされ、
高性能なリニアメモリレイアウトもサポートしました。
(より多くの情報は tseng の README ファイルを参照して下さい。
ただ、少し問題があります。)
- VESA DMPS (モニタ省電力機能) を追加しました。
- 今回、殆んどの ET4000W32i と ET4000W32p チップで 256 色以上をサポート
しました。これはピクセル当たり 15, 16, 24 且つ/又は 32 ビットの
モード (32768, 65536 or 1600 万色) を一般的な RAMDAC でサポート
したことになります。W32p では、これらのモードは高速化しています。
W32p で高速化を行なうにあたり独立している W32 サーバ (XF86_W32)を
参考にしました。
- XFree86 3.2 と 3.2A にあった少しのバグを修正しました。最も重要な
PCI カードの探査に失敗する問題を修正しました。
- ISA-DMA 関連に敏感なデバイス (サウンドカード、フロッピーテープ
ドライブ) の干渉を修正しました。
- Chrontel RAMDAC のサポートを追加しました。
- 独立した W32 サーバ (XF86_W32) の ET6000 ドライバは特に変更して
いません。
- また一方、既存の全ての色の深さに対応した XFree86 3.2 SVGA サーバ
内の ET6000 ドライバは今回、完全に高速化しました。このドライバは
新しい XAA アーキテクチャを用いて構築しました。XAA は XFree86
サーバの新しい高速化の枠組の基本となります。この版で XAA を採用
することによって実に優れた加速性能が得られます。
- 最初の3.2 から存在していた小さな問題を修正しました。高いピクセル
クロック時の画面のノイズ、ちらつきや不安定さを殆んど修正しまし
た。いくつかの検出時の問題はまだあります。大きな仮想画面を左右に
動かした時、飛び跳ねたり画面が回り込んだりする奇妙な振舞を修正
しました。今回サーバが 2.25 MB の MDRAM が搭載された ET6000 の
カードのメモリ量を正しく探知するようにしました。現実的なピクセル
クロックの上限をモードが画面に問題を起こさないような設定にしました。
- DPMS のサポートを追加しました。
- ET6000 のハードウェアカーソルを今回サポートします。Tseng について
の文書を読んでください。少し、制限事項があります。
- ISA-DMA 関連に敏感なデバイス (サウンドカード、フロッピーテープ
ドライブ) の干渉を修正しました。
- ドライバが AT24 チップセットを今回認識するようになりましたが、
AP6422 と同じ方法で扱ってください。
- Millennium (MGA2064W) 用のより完璧な高速化を行ないました。
- Mystique をいくつかの高速化を含みながらサポートしています。
このプログラムはとても新しいものです。
- DGA, 緑色同期と DPMS。
- "nolinear" オプションは使えなくなりました。
- 8bpp での色成分あたり 8 ビットを使えるようになりました。
- BitBLT エンジンを使用する全てのチップでさらなる徹底的な高速化を
行ないました。
チップはCL-GD5426, 5428, 5429, 5430, 5434, 5436, 5440, 5446, 7541,
7543 と 7548 です。
- Laguna シリーズチップの CL-GD546X のさらなる徹底的な高速化を
行ないました。
- ラップトップ用のコントローラである 754x 系統の性能が向上しました。
- CL-GD5430/40 での 24bpp のモードを修正しました。
- CL-GD5480 を追加しました。
- SiS ドライバはかなり修正しました。詳しくは
README.SiS を見てください。
- XAA を使用した高速化をサポートしました。
- リニアアドレッシングをサポートしました。
- 15/16/24bpp のサポートを追加しました。
- プロフラマブルクロックのサポートを追加しました。
- ハードウェアカーソルを追加しました。
- 65525, 65535, 64200 と 64300 のサポートを追加しました。
- 65550 と 65554 で、開始時に画面が黒くなりテキストモードにする
と回復する問題は修正しました。
- 新しい XAA アーキテクチャによって全てのチップでより高速化しました。
- 多くの小さな修正と文書を更新しました。詳細は
README.chips をご覧ください
- ViRGE 系列対応の全く新しいドライバです。このドライバはリニア
アドレッシングと PCI チップセットで動作します。
- 新しい XAA アーキテクチャによって高速化しています。
- ドライバは全てのカードで 8/15/16/24/32 bpp をサポートします。
- 8/15/16/24 bpp で bitblt, 矩形塗りつぶし, 色展開とパターンによる
塗りつぶしにおいて高速化しています。32 bpp での高速化は bitblt と
矩形塗りつぶしに制限されます。
- ハードウェアカーソルのサポートを追加しました。
- 詳細は
README.S3V を参照してくだ
さい。
- DPMS のサポートを含みました。現在のところは "off" モードだけです。
- Compaq AVGA ドライバが復活しました。前の版ではバグがあって動作
しなかったのを修正しました。
- Hercules mono ドライバ の問題を修正しましたので、
今回 ドライバを提供します。
- ライブラリを R6.3 に更新しました。libXext と libICE の共有ライブラリ
のバージョン番号を 6.3 に対応させました。その他は前と同じです。
- XKB を使用した場合、非 latin-1 を扱う時の Xlib の問題を修正しました。
- いくつかの Xlib のセキュリティの弱いところを修正しました。
- Xterm の DECUDK (DEC user-defined keys, DEC ユーザ定義キー) を
今回、正しくシフト側のキーだけを解釈します。
- VT52 エミュレーションを xterm に追加しました。
- Xterm の VT100 エミュレーションは PF1-PF4 に対して正しいコードを発生
するようになりました。テンキーの "+"、 "," に関しても同様です。
- セレクションがアクティブな時に色のついたバックグラウンドが露見する
とか VT100 エミュレーション時に状態変更の見落とし等、いくつかの
xterm のバグを修正しました。
- xterm の色についてのメモリ要求量を削減しました。色のリソースファイル
は導入時の問題を少なくするように通常のリソースファイルに
吸収しました。
- VT220 のソフトリセットのエミュレーションと非 DEC REP (repeat,
繰り返し) の制御シーケンスを xterm に追加しました。
- 今回、xterm に 16 色の制御シーケンスを追加しました。aixterm から
来た機能です。
- DPMS 機能拡張を今回 xset に追加しました。
- xset の "r rate" オプションは幾つかの OS で失敗していましたが、
今回、修正しました。
- より多くの modeline を追加しました。今回、一般的なモードの殆んどで
85 Hz と100 Hz の高い再描画周波数が利用できます。
512x384, 1152x864, 1600x1200 と1800x1440 のモードを追加しました。
- Alliance Pro Motion チップの検知を追加しました。
- I128-2 の検知を追加しました。
- S3 Trio64UV+ と Aurora64V+, Trio64V2/DX と /GX, S3 ViRGE/DX と
/GX と Plato/PX の検知を追加しました。
- Matrox チップの検知を追加しました。
- Cyber シリーズを含む、新しい Trident チップの検知を追加しました。
- ET4000W32 チップの検知とメモリの検知を改善しました。
- より新しい ATI チップの検知を追加しました。
- STG170x と CH8398 RAMDAC の検知を追加しました。
- Sigma Designs REALMagic の検知を追加しました。
- 3DLabs GLINT の検知を追加しました。
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