Mach32 用 X サーバでは "Device" セクションで指定するオプションがいくつ
かサポートされています。ほとんどのオプションは必要に応じて自動検出され
ますが、慎重に設定してやらなければならないオプションもあります。例えば、
"Clocks" エントリは最初に -probeonly
オプションをつけてサーバ
を起動した後に必ず設定しなければなりません。これは、それ以降の X サー
バ実行時に検出をしなくてすむようにするためです。
このオプションはコンポジット同期信号を必要とするモニタのために、コンポ ジット同期信号の設定を行います。
このオプションは RGB 値ごとに8ビットを使えるようにします。このオプショ ンは全ての RAMDAC で動作するわけではない点と、Mach32 そのものではサポー トしていない機能だとされている点に注意してください。
このオプションは AST 版の Mach32 カード(AST のマザーボードのオンボード で搭載されているもの)を扱うための特殊な設定を行います。このカードでは このオプションを使わないとシステムが固まってしまいます。
このオプションは、メモリアパーチャアドレスに Intel GX Pro がハード的に 持っている値を設定します。これは Membase の値に 0x78000000 を設定する ことと同じです。
このオプションはリニアマップフレームバッファの使用を無効にします。これ は自動検出させるべきです。
このオプションを使うと、ハードウェアカーソルではなくソフトウェアカーソ ルを使うことができます。
このオプションはメモリアパーチャアドレスを指定します。通常、メモリアパー チャアドレスは自動的に決められますが、一部の VESA ローカルバスでは、こ のアドレス選択はうまく動作しません。Mach32 用 X サーバが Segmentation fault で落ちる場合には、アパーチャアドレスを他の位置に変 更してみましょう。
このオプションはサーバが使うクロックレートを指定します。
このオプションは RAMDAC の型式を指定します。type としては以下 の値が有効です: