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- RAM を 16MB 積んだ 486DX33 が少なくとも必要です。メモリをもっと
積んだ Pentium や Pentium Pro が推奨されます。386 やメモリが 8MB 未満
というのは、機器構成としては不十分です。
- ネットワークカード、ディスクの種類、CD-ROM に関する特別な要件は
ありません。当然ながら、性能は高ければ高いほど良いです。
- インストールしているパッケージによって、フォーマット済の HPFS パー
ティション(またはロングファイルネームをネイティブに利用できる
JFS, NFS, ext2fs パーティション)に 20〜55MB のディスク領域が必要です。
XFree86/OS2 は FAT パーティション上では動作しません。
- XFree86 がサポートしているビデオカードが必要です。サポートされて
いるカードについては、一般の README を参照してください。注意すべき点と
して、XFree86 がサポートしているビデオカードがあり、OS/2 がサポートし
ているビデオカードがありますが、両者はちょうど一致しているわけではあり
ません。つまり、お使いのカードが OS/2 でサポートされていても、XFree86
でも動作するわけではないということです。その逆も言えます。XFree86 は
OS/2 オペレーティングシステムのビデオサービスを使いません。
- 少なくとも修正パック 17 が当たっている全てのバージョンの Warp3
あるいは Warp 4 が必要です。
- XFree86/OS2-3.3.6 はローカルの名前付きパイプ接続か TCP/IP ベース
のネットワーク接続を使うことがあります。
- Warp は Internet Access Kit (IAK) が付属しています。これがあれば
大丈夫です。Warp Connect と Warp Server には完全なバージョンの
TCP/IP (3.0) が付属しています。IAK よりはこちらのソフトウェアを
使うほうが良いでしょう。
- Warp 4 には TCP/IP 4.0 が付属しており、これも動作するはずです。
- EMX 0.9 fix 4 を使うと、新しい 32 ビットの IBM TCP/IP 4.1 という
製品も使えるという報告があります。
- IBM の PMX という製品に付属している古い IBM TCP/IP 2.0 も Warp
で使えるかもしれませんが、IBM はもうこれをサポートしていません。
最新の CSD がインストールされていることを確認してください。
FTP や DEC, Hummingbird 版の TCP/IP など他のバージョンの TCP/IP や IBM
TCP/IP 1.X はサポートされていません。DOS(パケットドライバや
winsock), Netware, NetBIOS からのネットワークサポートも動作しま
せん。作者は将来的にもこれをサポートするつもりはありません。
- XFree86 用にアプリケーションを作成・移植しようと考えていれば、ぜ
ひそうしてください。これを行うには EMX/gcc 0.9C fix4 以降を完全
にインストールする必要があるでしょう。2番目の(古い)gcc の実装や、
Cset/2, VAC++, Borland C++/OS2, Watcom C++, Metaware C 等を含む
商用パッケージはいずれも移植には向いていません。なぜなら、X の
DLL には、EMX だけが持っている特定の機能に依存している部分が色々
あるからです。
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