バイナリ配布物は、実行ファイル、サーバ、フォント、ライブラリ、インクルー ドファイル、オンラインマニュアル、設定ファイルが入っているたくさんの zip アーカイブから構成されています。配布物全体では、ディスク容量を約 40〜50MB 必要とします。
このαバージョンの全てのアーカイブは info-zip
ユーティリティで圧
縮されています。これは OS/2 のアーカイブの多くから UNZ512X2.EXE
(あるいはもっと新しいバージョン)という名前で入手することができます。こ
の展開プログラムは、OS/2 ネイティブのバージョンを入手してください。DOS
版の PKUNZIP
は長いファイル名や拡張属性を展開できないため、正しく
動作しません。
現時点では、配布物は「コア」配布物だけを対象にしていますが、これだけで はあまり使いものになりません。XFree86 に移植された構築済の X クライア ントを入手するには、XFree86/OS2 FAQ で挙げられている WWW サイトやアー カイブ等を参照してください。
パッケージの内容を以下に示します:
特殊なデバイスドライバと SuperProbe プログラム 注意: WSeB (Aurora) で起こる問題を避けるためには、このファイルに 付属している最新バージョンの xf86sup.sys をインストールしなければなり ません。古いバージョンでは動作しません。
README と XFree86 固有のオンラインマニュアル
実行可能な X クライアントアプリケーションと共有ライブラリ全て
misc フォントと 75dpi フォント
EMX のランタイムライブラリ
以下の中からハードウェアにあったものを少なくとも 1 つ選択します:
IBM 8514/A とその互換ボード用の X サーバ
AGX ボード用の X サーバ
Permedia / GLINT ボード用の X サーバ
#9 Imagination 128 ボード用の X サーバ
ATI Mach32 グラフィックスボード用の X サーバ
ATI Mach64 グラフィックスボード用の X サーバ
ATI Mach8 グラフィックスボード用の X サーバ
白黒 X サーバ
P9000 ベースのボード用の X サーバ
S3 ベースのボード(S3 ViRGE を除く)用の X サーバ
S3 ViRGE ベースのボード用の X サーバ
Super VGA カード用の 8 ビット pseudo-color X サーバ
VGA & SVGA カード用の 4 ビット pseudo-color X サーバ
et4000w32 ベースのボード用の X サーバ
X11 のインタフェースとクライアントに関するフォー マット済のオンラインマニュアル
100dpi フォント
Speedo フォントと Type1 フォント
日本語、中国語などのフォント
キリル文字フォント
フォントサーバと、そのオンラインマニュアル
他の Xアプリケーションをコンパイルするための X11 のヘッダファイルとプログラマ向けのユーティリティ
PEX アプリケーションに必要な PEX のフォントとライブラリ
ディスク容量を節約し、ネットワーク転送に必要なバンド幅を減らすため、取 得するソフトウェアは注意深く決めてください。それぞれの X サーバはアー カイブのサイズは 1.2MB で、ディスク上では 3.0MB の容量を必要とします。 通常は、ビデオボードにあった X サーバ 1 つ以外は必要無いはずです。
インストールを初めて行う場合には、他のどのパッケージよりも先に
Xbase
アーカイブを入手してください。このパッケージにはドライバ
と、ビデオハードウェアを解析するテストプログラムが入っています。このプ
ログラムが動作しない場合や、利用できないハードウェアであると報告した場
合、奇跡的に動くことを期待して他のパッケージを入手しても無意味です。