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9. XFree86 配布物の再構築

サーバリンクキットを使うと、ディスクをできるだけ使わずに X サーバだけ を再構築することができます。サーバリンクキットを展開し、 xf86site.def を適切に修正し、`./mkmf' と `make' を実行してサーバをリンクしてください。詳しくは /usr/X11R6/lib/Server/README を参照してください。

ソース配布物の展開と構築の手順については /usr/X11R6/lib/X11/etc/INSTALL を参照してください。

コンパイルの前には xc/config/cf/host.def を編集して、配布 物を設定しなければなりません。ソースをコンパイルするには を ``make World'' を xc ディレクトリで実行します。

9.1 コンソールドライバ

XFree86 にはコンソールドライバを選択する設定オプションがあり、 xf86site.def で使います:

xf86site.defXFree86ConsoleDefines を定義しなければ、 pccons ドライバと pcvt ドライバが両方サポートされます。

9.2 他のアーキテクチャでの構築

XFree86 は他のアーキテクチャ用の OpenBSD もサポートしています。

XFree86 サーバは OpenBSD/MIPS 上でも構築されています。S3 サーバ

Dennis Ferguson さんと Matthew Green さんによる NetBSD 用の Xsun サー バパッチは、xc/programs/Xserver/hw/sun に統合されました。Xsun サーバは SPARC と Sun3 上で構築することができます。

XFree86 のクライアント部分は Alpha, pmax, Amiga, Mac68k, mvme68k アー キテクチャ上で構築できます。

この移植版に関する不具合は、XFree86 メーリングリストではなく、OpenBSD メーリングリストに直接報告してください。

OpenBSD プロジェクトは現在、XFree86 のソースコードに基づき、これに OpenBSD 固有の変更を行った、独自のソースツリーを持っています。ソースか ら再構築を行うには、このツリーから始めると良いでしょう。OpenBSD の X11 ソース地理ーは全ての OpenBSD の anonymous CVS サーバから anonymous CVS で入手することができます。anonymous CVS の詳細については、 http://www.openbsd.org/anoncvs.html を参照してください。


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