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SiS ドライバで使うモード行を作る時には、以下の点を考慮する必要がありま
す:
- ハードウェアアクセラレーション。ハードウェアカーソル機能と塗り
つぶし操作のアクセラレーションは一般に、使用するメモリをビデオ RAM か
ら割り当てます。このメモリ割り当てに失敗した場合、これらの機能は自動的
に無効にされます。また、ext_eng_queue オプションを指定すると、ビデオ
RAM から 32k のメモリが割り当てられます。
- ドットクロック。SiS のドキュメントによると、6326 は以下に挙げ
るビデオモードで動作します。6326 ベースのボードで設定可能なドットクロッ
クの最大値は、ボードにインストールされているメモリにも依存します。高
いドットクロックで動作させるためには、オプション fast_vram が必要に
なるかもしれません。当然ながら、インストールされているメモリは 1 サ
イクルの読み書きができなければなりません。サーバは高いドットクロック
に伴う問題を回避するために、推定したメモリのバンド幅に基づいて最大値
を制限します。この制限を dac_speed で上書きすると、モード行の指定に
よってはカードの制限を越えた時にカードを壊すことがあります。ドライバ
の推定値とチップセットの制限の間にある値は設定可能ですが、表示の質が悪
かったり、ノイズが乗ったり、全然表示がされなかったりすることがありま
す。
- 6326 向けの SiS 推奨ビデオモード:
- 640x480 : 4, 8, 15, 16, 24 bpp, 85Hz ノンインタレース
- 800x600 : 4, 8, 15, 16, 24 bpp, 85Hz ノンインタレース
- 1024x768 : 4, 8, 15, 16, 24 bpp, 85Hz ノンインタレース
- 1280x1024 : 4, 8, 15, 16, 24 bpp, 75Hz ノンインタレース
- 1600x1200 : 4, 8 bpp, 65Hz ノンインタレース
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