今度の XFree86 のリリースでローダブルドライバが導入されるため、ドライ バのバージョンを履歴とは別に記録する必要が出てきました。今回リリースし たドライバでは、筆者は以下に示すようなバージョン番号の設定規則を導入し ています。
このドライバのバージョン 1 は、筆者が Rik Faith さんから引き継いだもの です。これは XFree86 2.0, 2.1 に含まれているバージョンです。
バージョン 2 は筆者がこのコードを最初に書き直したもので、ドライバを VGA Wonder, Mach32, 初期の Mach64 アダプタの全てに対応するように一般化 する試みを、一部うまく行っていないまま終えただけのものです。このバージョ ンのドライバの様々なリリースが XFree86 2.1.1, 3.1, 3.1.1, 3.1.2 に含ま れています。
バージョン 3 は筆者が 2 回目に書き直したものです(書き直すにつれてむし ろおかしくなりました)。バージョン 3 では、筆者は Mach64 用のクロックプ ログラミングを導入し、古い ati_test デバッギングツールにマージしました。 これは XFree86 3.2, 3.3, 3.3.1 に含まれているバージョンです。
バージョン 4 はバージョン 3 をかなり大幅に再構成したもので、筆者が 1 つのソースファイルでうまく扱えるサイズを越えてしまいました。このバージョ ンでは、アクセラレーションや色の深さの追加などの新しい機能の導入がかな り簡単になっていると思います。 これは XFree86 3.3.2, 3.3.3, 3.3.3.1, 3.3.3.2, 3.3.4, 3.3.5, 3.3.6 に含まれているバージョンです。
$XFree86: xc/programs/Xserver/hw/xfree86/doc/sgml/ati.sgml,v 3.15.2.6 1999/12/11 15:28:32 hohndel Exp $ $XConsortium: ati.sgml /main/9 1996/10/19 18:03:54 kaleb $