DRI ユーザガイド
: ハードウェア固有の情報と問題の解決方法
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8. ハードウェア固有の情報と問題の解決方法
この節では、普通の使い方をする際のハードウェア固有の情報と問題解決の方法
を示します。
8.1. 3dfx Voodoo3
8.1.1. 問題解決の方法
- Voodoo3 の 3D アクセラレーションは 16 ビット/ピクセルのスクリーンモード
でしか対応していません。
xdpyinfo
を使って、全てのビジュアルの深さが
16 であることを確かめてください。必要ならば XF86Config を編集します。
8.1.2. 性能
- 普通は、ダブルバッファモードでのバッファ交換を行うアプリケーションは
モニタのリフレッシュレートとの同期を取ります。この動作は
FX_GLIDE_SWAPINTERNVAL
環境変数を設定すれば上書き変更できます。
この変数の値はバッファリングできるバッファ交換コマンドの上限を指定します。
0 を指定するとフレームレートを最大にできます。
- 3dfx のハードウェアは
glTexEnv
の GL_BLEND
モードには直接は対
応していません。この機能はマルチパスアルゴリズムで実現できますが、現時点
ではまだ実装できていません。このモードを使うアプリケーション
(Performer の Town デモ等)は、このモードでのレンダリングを行うために
ソフトウェアレンダリングモードに落ちた時に動作がやたら遅くなるかもしれま
せん。
8.1.3. 既知の問題
- ニアクリッピング平面とファークリッピング平面の設定がまずいので、
SSystem で問題が起きます。Performer の office.unc モデルもこの問題の
悪影響を受けます。
8.2. Intel i810
8.3. Matrox G400
8.4. ATI Rage 128
8.5. 3DLabs Oxygen GMX 2000
このハードウェア用のドライバは実験用のドライバであり、現在は開発も対応も
行われていません。
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