現時点では OpenGL の次の機能には対応していません: オーバーレイ、 ステレオ表示、ハードウェアアクセラレーション付きの間接レンダリング
Mesa ライブラリには OpenGL に似た機能が用意されています。 XFree86 は Mesa 3.3 のベータ番を使っています。Mesa の新しいバージョンが 公開されれば、XFree86 や libGL.so を再インストールしなくても 3D ドライバ を更新できます。
GLX 1.3 API は export されていますが、1.3 の新しい機能はいずれも 使えるようにはなっていません。
新しい glXGetProcAddressARB
関数には完全に対応しています。
ハードウェアのロックとシグナルのハンドリングについては、分かっているけれ どまだ解決できていない問題がいくつかあります。CTRL-z を入力して 3D アプリケーションをサスペンドした場合、その時にちょうどハードウェア ドライバのコードを実行している途中だと X サーバが固まってしまうことが 時々あります。また、デバッガを使って OpenGLMesa のデバイスドライバの 関数コードをステップ実行していても固まることがあります。これらの問題は 将来的には解決するでしょう。
複数の GL アプリケーションを同時に実行すると、タイムスライシングが 非常にまずいことに気付くでしょう。これは Linux のスケジューラとの やりとりに問題があるせいで、将来的には何とかするつもりです。
特定のドライバに関連するバグが記録されている DRI のバグデータベースが SourceForge DRI Bug Database にあります。
あなたが出会った問題が既に報告されているかどうか、あるいはもしかすると解 決されているかどうか調べるには、"Open Bugs" と "Closed Bugs" の両方を調 べてください。